勝負の20秒

2013年11月18日

みなさん こんにちは

ミノラセブン@元気.co.kohama ですよ~

11月も折り返しましたねぇ

そして、ようやく 秋?っぽく ・・・なってきた小浜島です
秋っぽいというのは、
ようやく、朝晩が涼しく → 肌寒く・・・という表現に変わったという事です はい。
 
私、ミノラは、かなり長い年月をかけて、八重山ライフを満喫している人ですが、
つい最近、「牛のセリ見学」初体験をしてまいりました。
今日のお散歩は セリ です
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初めて足を踏み入れた「八重山家畜市場」

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ここで、小浜をはじめ、各離島から来た牛が集合します。
あんがい、とても清潔で、匂いもほとんど気にならない市場というのが意外でした(すびばせん


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さぁ、セリ前の入念なお手入れ
思わず力が入ります。
きれいにしてもらうんだよぉ
見た目が大事なのは人間も動物も一緒なんですね


そして、レールに牛の鼻ひもを付けられ、順番にセリにかけられます
そう、スキー場のリフト、もしくはディズニーランドの「ホーンテッドマンション」を想像してみて下さい



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これが、セリ場です。
ミノラはセリ場はここが初めてなので、他はどのような作りになってるか知らないのですが
なんかね、ヨーロッパのオペラハウスを彷彿させるような舞台なんですよ
そのオペラハウスに帽子、作業着、白長靴のおじちゃんたちがわんさかわんさか
(あっ、もちろんヨーロッパのオペラハウスも行った事ありませんので )



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じゃん!登場
この仔牛はいむるぶしの設備スタッフさんが手塩にかけて育てた牛なんですが、
ミノラのブログにもちょいちょい出てくれる「釣りガール」の友達が今回「牛ガール」となって、牛を引率。
いかにこの牛を立派に見せるか、この「牛ガール」の手にかかっていると言っても過言ではありません。

・・・
・・・
すみません、ちょっと言い過ぎました。過言でした



そ・し・て 衝撃の事実
なんと彼らの落札時間はたったの20秒程なんです

自分のすべてを、この、たったの20秒でアピールしないといけないのです
うそ~~
ポージングもパブリック・リレーションズもあったもんじゃありません

彼らは己の価値を人間様に勝手に決められ、決められた牛はおしりに、なんだか知らない番号を書かれ、
あれよあれよという間に舞台から退場・・・

無情な世界です


 でも・・・

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じゃーん
実は、この子は 平均価格をかなり上回った高値で落札。524,000円なり~
知り合いの牛という事もあり、ミノラも一緒に見ていた友達も大興奮でした。

生産者が手間暇かけて大事に大事に育てたわが子が、立派に巣立っていく瞬間
最高の状態で送り出したんじゃないでしょうか よかったね Y山さん


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セリ終了直後の一ショット
なんか完全に仔牛になめられている「牛ガール」でした

そ・し・て
きっときっと美味しい牛になってね~


はいむるぶしでは水牛が皆様をお待ちしています

人生初!

2013年11月17日


家族と共に大阪から移り住んで早ひとつきが経つ。
小浜島でのこのひとつき、人生初と思えるものがたくさんあった。

今朝も目の前の温度計は25度を超えており、
11月だというのに半袖半パンの日々を過ごしている。

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星空。
大阪にいる頃、ネオンの数は多けれど、
星は数えるほどしか見えなかったが、今はその間逆・・・。
街灯といわれるものはほとんど無く、その代わり、
見上げれば満天に敷き詰められた星空が広がっている。
天の川を横切るように、一夜に何度も流れ星が流れること…
毎夜感激している。

車での通勤。
車通勤自体は珍しくもないが、小浜には信号機がひとつも無い。
すれ違うのは、牛、馬、山羊、クジャク・・・。
少なくともひとつき前まで、そのような通勤は考えた事もなかった。
窓を全開にあけ風を感じながらの島通勤・・・
なんとも爽快で堪らない。

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休みの日にふと気づくのだが、
「時間はのんびり過ぎるが、1日はあっという間に過ぎ去ってしまう」
そんななんとも不思議な感覚もまた人生初。

いま島に住んでいる人たちは日常の事として、
珍しくもないかもしれないが、今の自分にとっては、
毎日が驚かされる日々である。

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↑ 最近娘のお気に入りの場所。(石垣港)

                                      KOHAMA浪速人(なにわんちゅ)

暖かい南の島へ


雨上がりの後には・・・

2013年11月16日

こんにちは!トモコです。

早速ですが、昨日偶然、素晴らしい光景に出会いました!
今日は皆様にも幸せをおすそわけします!

小雨の中、石垣島でドライブ中。

とある漁港に車を止めていたところ、ようやく太陽が顔を出し、
「さあ、気を取り直してこれからどこへ行こう!」
と、車を走らせたところ見事なこの光景が・・・!

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生まれて初めて端から端まで見えた、大きな大きな虹に、
思わずはしゃいでしまいました!

一瞬にして消えてしまう虹。

一瞬だけ、気付いた者にだけ出会えるこの光景に偶然出会えて、
本当に幸せでした。

内地はこれから、段々と寒くなりますね。
まだまだ暖かい沖縄、ここはいむるぶしで、皆様をお待ちしております!

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色とりどりのハイビスカスは冬でも咲き乱れていますよ♪

✩読書日和✩その5

2013年11月15日

こんにちは!ソーレです。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
こちら八重山はここ数日雨の日が続いており、急に寒くなってまいりました。

早速ですが、本日も本を片手に外へと繰り出しました。

今回はこちら。
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小浜島で一番高い山、大岳です!
ここからはとても眺めがよく、まわりの島がよく見えるんです。
小浜にいらした方のほとんどの方が訪れるメジャーな観光スポットです!

夕方から行くと西表島に沈む夕日がとても綺麗に見えます。
ついつい時間を忘れてぼーっと眺めてしまいます。

皆様も小浜島にいらした際は是非登ってみてください!
以上、ソーレでした!

小浜島と国旗

2013年11月13日

皆様こんにちは、ライジングサン・アラキングです。

去る、9月30日から10月2日まで小浜島で結願祭が
ありました。

結願祭を含む小浜島の芸能は平成6年12月に文化庁から国の
「重要無形文化財」に選抜され、島では伝統文化を粛々と毎年
行っております。

結願祭は村の守護神に対して農作物が豊作であること、村人が健康であること
そして村が弥栄であることを感謝して、向こう一年の予祝を込めて
神様に舞踊を奉納するのだそうです。

そもそも郷土に対する愛というのは
伝統・文化に自然に親しむうちに
外部からの押し付けではないじんわりとした
あくまで自然なものとして自分の内側から形成されるようです。

そして島人やその仲間達はこのお祭りを通して
現在の島との一体感、仲間との一体感、つまり「空間的」な一体感を
強固にしているように感じました。


一方いつ発祥したかわからない程、悠久な
時間を経て現在でも行われているので何代も何代も
続いている、という変えられない事実が、その行事に
重みをつけ、先人達への畏怖の念を生み、その「時間的」な一体感の縦軸と
先ほどの横軸で結ばれ、小浜島の人達は
島への「誇り」を内包するようになるのだと思いました。

さて、この写真をご覧ください。

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小浜島では南部落、北部落と二つが合わさって
本集落を形成しています。

その南部落の旗です。大正12年1923年に作成されました。
見事な日本国旗が描かれています。

先日、仲良くさせていただいてる小浜島のご老人の
方に色々お話を伺っていたら、この旗にまつわる大変面白い
エピソードを聞いたのでご紹介。

沖縄は先の大戦後の1945年から1972年の5月15日まで
アメリカに統治されていました。

たった40年ほど前までは、パスポートが無いと行けない島でした。

その統治時代、「日本の国旗を部落の旗に描いていたら、アメリカの
人達に睨まれてしまうかもしれない。何をされるかわかったもんじゃない・・・」

そう考えた島の人は、日本の国旗の部分をペンキか何かで
真っ黒く塗りつぶしてしまいました。

その部分は代わりに、なんと星条旗を思わす星が描かれました。

しかし、日の丸を描いた旗は沖縄中探しても無いようで
こんな立派な旗をこのままにしておくわけにはいかないと、
まだアメリカ統治中に
島人からの寄付などから30万円(大卒の初任給が2万円程度の時代です)
も工面して本島に持って行き
染め直したようです。

当時の小浜島の方達の、とても筆舌に尽くしがたい国家に対しての
複雑な気持ちが想像できます。

「日本人で本当に良かったさぁ」

染め直された、その旗は再び南部落を象徴する旗として
再び生まれ変わり今でも輝きを放っています。

島人の輝きは、伝統・文化に裏付けられている
ものなのだと結願祭を見て感じました。

来年もまた、見に行って元気を貰いたいと思います。











 

10/30〜11/11 今週の10枚

2013年11月12日

皆様、こんばんは!!!


火曜日担当のタケです。


いかがお過ごしでしょうか?









日本最南端の出版社【南山舎】が


毎月発行している【月刊やいま】11月号のとあるページに


ちらっと僕が載っています。





その写真を見たお知り合いの方から


“本物はもっとカッコいいのに。写真がちょっと残念。”


というメールが届きました。





はい。仰る通りかなり残念な写りっぷりです。





自他共に認めるこの残念な写真に興味のある方は


石垣島の本屋さんでバックナンバーを探してみて下さい。


そして、すぐさま本物の僕を見に来て下さい!


いつもより何割か増しでカッコよく見える・・・・・・かもしれません。





・・・笑顔で写るって難しいんですね。




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【10/30 小浜島】


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【11/1 小浜島】


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【11/2 小浜島】


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【11/2 小浜島】


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【11/3 小浜島】


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【11/6 小浜島】


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【11/6 小浜島】


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【11/7 小浜島】


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【11/7 小浜島】


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【11/8 竹富島】




以上が今週の10枚。



いかがでしたでしょうか?





来週はShunさんの【小浜島生き物通信】をお送りします。





それではまた再来週!!!


火曜日担当タケでした。


何もしないをする 小浜島はいむるぶしスローライフの扉はこちらから♪

うれしいことがありました!!

2013年11月11日

こんにちは~プルメリアです

今日は、私にとってうれしいご報告が

はいむるぶしでオンラインショップを運営して苦節4年

ご存知【美ら島本舗】がインタビュー形式で

日本ネット経済新聞に特集記事として掲載されました

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ご利用いただいたお客様

運営を行っている優秀なスタッフ

素晴らしい商品を提供していただいているメーカーさん

全ての方へ感謝です

沖縄にはまだまだ素晴らしい商品がたくさんありますので、皆様にお届けできるよう

これからもがんばります

まずは、八重山でそして沖縄で1番のショップを目指します

特集記事は下記にてご覧いただけます。

http://www.bci.co.jp/special/2013/164.html

ワタシゴコロとアキノソラ

2013年11月10日

ハイサイ!
ひらやーちです

本日の小浜島は、ほわほわ雲が空を飾り、
秋らしさを演出しています
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清々しい陽気に見えますが、
今日は最高気温29度、湿度高く蒸し暑さが感じられる陽気です

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11月に入ってからも暖かい?いや暑い?日が続き、
日照時間もお花にとっては適しているのか、
ハイビスカスが大きく花開いています。

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シーサーやシャコ貝には、園内に咲くハイビスカスやプルメリアを浮かべてお出迎え♪

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お客様のお出迎えやお見送りをしていると、
何やら私の名札を見てにやにやしている2人のお客様・・・

ん???



何か名札についている???




お客様の顔をよーく見ると・・・

ん・・・

この顔知っているぞ・・・


〇十年生きている中で出会って来た多くの人たち・・・

どこでの出会いだ・・・


数秒間の中で記憶の引き出しを開けまくり


ポンっと出てきたその記憶は



学生の頃にバイトしていた時の仲間でした


まさか、この小浜島で約10年ぶりの再会になるとは・・・・驚きました。


出発間際の出来事であったため、
私がいることを知っていて来たのか、たまたま発見されたのかは、
不明ですが、遠くはるばる小浜島まで来てくれたことに嬉しさが湧き上がりました



空が綺麗だな~花が綺麗に咲いているな~なんて、
のほほーんと心ここにあらず、浮かれていた数分後の
出来事だったので、衝撃的な出逢いに心臓がバクバクでした


2人はあと1泊の滞在です。
これから懐かしの再会に話に花を咲かせることと思います
そして小浜島でたくさんの素敵な思い出を作ってお帰りいただきたいと考えます。




あったか小浜島よりひらやーちの心と秋の空をお伝えしました~
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南国小浜島はいむるぶしで過ごすクリスマスはこちらから♪

イカと夕日とトマト

2013年11月9日


こんにちは
小浜島も朝晩は大分涼しくなってきました



さてさて 小浜島に住み早ウン年 
釣女と名乗っているワタクシですが イカを釣ったことがありません
てか 正直 釣れる気がしません・・・ 



そんな弱気な私を見かね 
イカ釣りの大先生 ティダヌファーさんが
場所と時間をご教授下さいました
名づけて 「接待釣り」


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その場所には イカがはいた墨の跡も多数あり
絶対釣れる と意気込み
竿を振るも かかるのは 海藻のみ…



結果 またまた ボウズ
キレイな夕日が そっと 励ましてくれました

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話は変わりますが 部屋で トマトを育てています
季節外れではありますが 沖縄のあたたかさを信頼し 夏の終わりに植えました



脇芽摘み 受粉 日々の手入れが楽しく 成長が愛しい
そして最近 実が生りました

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まだまだ青く 小さいけれど 今日見た夕日のように色づく日が待ち遠しい



トバモでした

八重山の海の歴史に思いをはせて

2013年11月8日

わさわさです、こんにちは。今回はある展示会を見にいきました。
八重山沈船マップ

なんのマップだと思いますか?拡大してみましょう
拡大

はい、これは八重山の周辺海域で発見された沈没船の位置マップなんです。このへんは昔からアジア交易ルートが交わる地域だったので、必然的に悲運(台風や座礁など)にみまわれた船が多く沈んでいるのです。中国やイギリス、スペインなどなど・・・約400年くらい前から記録が残されているのだそうです。で、実際に引き上げられた遺物がこちら
引き上げ遺物

ダイバーや水中カメラでの調査が地道に行われているそうです。
水中カメラ

そしてつい50年くらい前まで実際に八重山エリアを航行していた交易船の模型がこちら
交易船

自身ダイバーでもあるわさわさは、遥か昔の海の物語に思いを馳せるのでした・・・。