2019年9月21日
はいさい【島旅人TÕFU】です。今回は、島で出逢った旅人のお話! 旅に出ると、色んな旅人と出逢いますが、この島にいても沢山の旅人との出会いがあります。 (前々から海に囲まれたイタリアと日本は、地理的にも真ん中に山脈があって温泉もあり、共通点が多いなぁと思っていましたが…)世界各国を泊まり歩いているお客様から、「イタリアの島々の旅を思い出す。」と言って頂き、改めてこの沖縄とイタリアの周囲の島々の共通点に想いを馳せます…。 お客様は95%以上が日本人で、全国各県から来て頂いています。 長期の外国のお客様も見かけます。先週スペインで挙式を挙げ、ハネムーンでここに数日滞在したカナダの新婚さん。日本に住んでいるドイツのご夫婦とお子様。上海の青年実業家、アジア圏の個人旅行に拘る富裕層…。挙げればキリがないが、その一部を紹介すると: ①日本人と欧州人のご夫婦が可愛い赤ちゃん2人連れで、2人の母国ではない第三国で暮らしている可愛い親子 ②ドイツ人ご夫婦と3歳くらいの気高いリトルレディは、日本の車で有名な町にお住まいだとか。 ③中国の大気汚染のひどい街から同年代の子供たちを連れ、空気のデトックスに来た3家族。 ④直通飛行機もあるので、台湾の方々も良くお見えになります。親日的で、日本人に感覚もよく似ている。 ⑤香港の方々も多く、私は広東語が離せないので、英語と北京語ミックスでお喋りしたり。 ⑥中国語で色々お喋りしてたら、中国共産党政府の中枢部の方で、大学院時代の後輩にあたる事が判明。 ⑦横浜からのお客様と聞き、大学時代を過ごした第2の故郷と言う話から、同窓生だった事が判明したり、 ⑧偶然一泊だけした昔の仕事仲間とたまたま送迎車に乗り合わせ、その二人はここでプロポーズして、結婚式後に再度遊びに来てくれたり。 私は、事務職メインの仕事で、お客様に触れ合う機会が少ないので、折角小浜に来て頂いていても、一瞬のタイミングで出逢えない事もある。だからこそ、お見送りの挨拶やビーチへの送迎など数少ないお客様と出逢える一瞬を大切にしようと思う。 旅人も十人十色で、旅のやり方も百人百様。その楽しみ方は千差万別。ゆっくり長期滞在型や島々を渡り歩く型。部屋でノンビリ派やアクテビティ派。海は泳ぐより見る専門や釣り専門。最近は星見る専門も☆。昆虫や海の生物に一生懸命な子供(や少年の心を持つ大人)たち。1年中いる蝶や花を愛で、トロピカルな衣装を纏いキャッキャと騒ぐ高齢者の乙女たち…。 動物に触れ合い、ハンモックで眠り込み、懐かしい顔に出逢い…。ここは、誰もが童心に帰れるような安らぎと感動を創り出す島でありリゾートである。だからからなのか、どの旅人も笑顔が爽やかだ。 私が旅好きなので、世界各国で受けた優しさと笑顔、嬉しかった事や感動したことが沢山心に焼き付いている。これを日本のおもてなしの心に包んで、お客様に手渡せたら、この笑顔の恩返しのループは世界中で繰り返されていくと信じて、今日も活きてく。