2015年5月26日
こんにちは、Shunです!
本日は、クロマダラソテツシジミをご紹介します。
なんだか下が噛みそうな名前です。
名前を分解すると、クロ・マダラ・ソテツ・シジミ。
黒いマダラのある、幼虫がソテツを食べるシジミチョウという小さな蝶々の仲間。
本州でも地方面や、環境面で掲載があって目にした方もいらっしゃるかもしれません。
もともとは東南アジアや台湾などに生息していたシジミチョウで、
日本では迷蝶(本来の生息地から迷って飛んできた蝶々)でした。
10年ほど前、石垣で大発生した時は、
全国から蝶好きが取りに来るくらい珍しい蝶々だったそうです。
それがいつの間にか定住…
そして、特に本州では幼虫がソテツの新芽を食べてしまい、
枯らしてしまう害虫になっています。
昨年、お客様の中で、ソテツを庭で育てているという方がいらっしゃいました。
「庭のソテツが、このクロマダラソテツシジミにやられてみすぼらしい。はいむるぶしのソテツは素晴らしく健康的だ」とおっしゃっていました。
はいむるぶしでは、農園係の皆さんが、被害にあっているソテツを早めに刈り込んで、
拡大を防止しているようです。
日中、ソテツの周りを10~20匹くらいの小さな蝶々が飛んでいれば、
きっと、クロマダラソテツシジミです。
羽の後ろにある黒い斑点とそれを囲むオレンジ色の半月模様がチャーミングな、
可愛らしい蝶々です。
曰くはさておき、可愛らしく、楽しげにソテツの周りをみんなで飛び回っているので、
愛でてあげて下さいませ。
来週は、タケさんの今週の○枚です。
お楽しみに!
それではまた再来週!
Shunでした。