2017年12月7日
こんにちは「かくれくまのみ」です。 このブログでもたびたび西表島に沈む夕陽の写真が登場しますが なぜ昼間の空は青いのに、夕方は赤くなるかと疑問に思ったことはありませんか? そういうものだからと言ってしまえば、それまでなのですが きちんとした理由があるんです。 太陽の光は普段意識しませんが、虹が出来たときにわかるように 「青」や「赤」などの7つの色で構成されています。 それぞれの色は波長と呼ばれるものが違っており 「青」は短く、「赤」は長い性質があります。 そしてそれぞれの色は何かにぶつかって反射したときに 初めて色として認識できます。 太陽の光が地球に届いたとき 空気の中を通ってくるのですが、その空気の中には 酸素や窒素が含まれており、波長の短い「青」の光はそれらにぶつかりやすく 反射することによって青い色が目立ちます。 夕方になると太陽の光は斜めから入ってくることになるので 昼間に比べると約30倍ほど長く空気の中を通ってくることになります。 そのため「青」の光は届かなくなり、ぶつかりにくい波長の長い「赤」の光が 残り、夕焼けとなります。 朝焼けも同じような理由となります。 少しわかりずらい内容だったかもしれませんが、 サンセット広場から夕陽を眺めながら ふと思い出してみて下さい。