八重山はアジアの中心? 直行便で意外と便利な石垣国際空港。

2019年11月23日

はいさい【島旅人TÕFU】です。今回は、八重山から旅する楽しみの紹介。 ちょいと本格中華が食べたくなった時、羽田/成田や関空から飛んで何時間?で何処の国に旅しますか? 石垣空港から台北に週2便程直通が飛んでいます。那覇に行くより断然近くて300㎞位、飛行機が上がったかと思えば、直ぐ着陸態勢に入ります。 魯肉飯と電動スクーターと超高層ビル 香港エクスプレスというLCCで直通の香港も福岡直行便より安くて近い1000㎞ちょっと。同心円状にフィリピンのマニラもある。 香港の夜景 我々八重山住民が欧州に行くとき、東京や関空に行かずとも、香港から飛ぶ方が早いですが、日本の方でも欧州旅行の帰り道に、香港や台北に寄って直接石垣に入るという手が使えます。 八重山がアジアの中心? 旧正月など年に1-2回だが、不定期ながら直行便があるソウル。距離は1500㎞で大阪より近い。 東京までは直行便で3時間程の2000㎞弱。北京やベトナムのハノイと同じ位の距離になる。 さすがに直行便はないが、古(いにしえ)の人々は風を読み荒れ狂う海を渡ってベトナムやタイに渡って貿易を行っていた。 15世紀から19世紀にかけて、大和が戦乱や鎖国しているとき、琉球王国は、“アジアのハブ”として、中継貿易に活躍し大いに繁栄した。八重山の人々が首里や薩摩など大和の人々から厳しい税や取引もあったかもしれない。そんな中、台湾は最も近い隣人だったのかもしれない。 八重山からだって、直ぐに大都会に 北海道出身のスタッフも多いが、タイのバンコクと同じ距離。北海道の端なら、ミャンマーやチベット位の距離か…。八重山から見たら、日本もアジアの国々も同じ海外(海の外)。 大和人から見ても、こちらは海外。船や飛行機で来るには近くて遠い島。習慣や文化は違えど、同じ黄色い肌のアジア人。 近代国家と言う概念の出来る遥か昔から、アジアの人々は海流に乗って旅をして、お互いに文化や技術の交流をしてきた。 庶民価格でミシュランの☆ 最近では、香港船籍の大型客船が毎週何隻も台湾や中国、那覇から石垣の港に到着し、長旅を楽しむ客人をお迎えする。 日本の南と西の最果ての地と言われる八重山群は、今も昔も実はアジアの中心であるのかもしれない。