アラキングの別の顔

2019年7月18日

皆さん今日は!小室・アラキング・哲哉です。 え?誰?誰?ってなっていますよね・・・・・ 元店長で最近アクティビティに異動した者でございます・・・・ しかしアクティビティに異動してからというもの、お客様が話しかけてくれる 頻度が増えて、 昔はアラキングのブログ好きだったんですよねとか 昔は面白い文章書いてたよね、とか色々言われます。 ええ、顔は笑顔で応対してますが、 心ではしっかり泣いてます。 そんなお客様にはタイミングが合えば「写真を一緒に撮りませんか?」と言い その写真を家で見て、申し訳ないっす・・・とつぶやき、 顔もしっかり泣きます。 さて、冗談はさておき、皆さま「細崎音頭」(くばざきおんど)って知ってますか? 小浜島には二つ集落があって、一つは島のどまんなかにある本集落です。 本村(もとむら)とも言います。 もう一つは、一番西にある細崎(くばざき)です。 ↑ この写真の小浜島の一番西が細崎です。(しかし海が信じられないくらい綺麗ですね) 大きなマンタの展望台がある「海人公園」があります。 この集落は明治時代に主に沖縄本島の糸満から海人が移住してきたという歴史も併せ持ちます。 細崎は移住者の集落なので、伝統行事というものが毎年旧暦5月6日に行われる ハーリー祭位しかありません。(もちろんそれはそれで素晴らしい祭りなのですが) 本集落に比べたら、伝統行事も伝統の歌も踊りもほぼ無いと言っても過言では無いです。 最近は、僕のような本土出身者も増えており 皆で共有する細崎ならではの何か!というのが一体感を感じる為に必要だったわけです。 そこで、歌も踊りも無いなら作ればいいのでは!と誰かが言いだして 出来上がったのが 「細崎音頭」 になるわけです。 2016年に出来上がり今年でまだ3年目ですが、万里の道も一歩から(合ってます?)ということわざどおり、 将来子供達もこの歌を歌い踊り、地域が一つになってくれたら・・・と 本気で思います。 ここで激しく自慢しますが、いや、これは自慢させて欲しいの~ですが、 この歌を作ったのはなのです。 すごいでしょ!?とか未来のつちだきくおでしょ!?なんて言う気は無く (いや、少しはありますよ、我を称えよ、みたいな気持ちは) 何が言いたいかって言うと、この歌を作るのに実に8年もかかったのです! 当初から「細崎音頭」というタイトルは決まってました。 (タコタコイカイカイラブチャーって歌詞も何故か決まってました。) しかし何度作っても納得出来るものが出来上がりません・・・・ 苦労して作った曲を友人に披露したら 「いや、なんかそう言うのじゃないんだよね」 とボツになったこともありました。 これでどうだ!と、嫁に披露したら 「いや、なんかそう言うのじゃないんだよね」 とボツになったこともありました。 これで絶対に皆が喜ぶ!と自分で歌っていたら 「いや、なんかそう言うのじゃないんだよね」 とボツにしたこともありました。 うーん、うーん、とうなりながら作りましたが、大まかなメロディ・アレンジが決まった後も、友人・嫁からこれじゃ長い、 わかり辛い等と言われ最後まで微調整を繰り返した 一品なのです実は。 歌詞は細崎出身の友達に大まかに頼み、共作という感じにしてあります。 そして振り付けは細崎青年部が酔っぱらいながら細崎公民館であっという間(30分位) に作ったものを婦人の方に調整してもらい完成させました。 今では細崎ハーリー・敬老会・結婚式等で皆で踊っています。 作者としては感無量といったところです。 地域の踊り、細崎と言ったらコレという感じでこれから未来永劫根付いてくれれば・・・ と思います。 そしてなんと、年末に大阪でなんとこの細崎音頭を披露する機会を得ました。 つちだきくおさんのコンサートにくっついていく形で、お洒落なバーで踊ったのです。 あまりのお洒落さに(もはやJAZZBAR) 場違いという一言を 全身に浴びながらも、お酒を浴びながら、大阪に行った青年部の仲間で踊ってきました。 なかなか最高の時間でしたよ。 そして!後日!この大阪で僕たちと細崎音頭を一緒に踊ったというお客様がはいむるぶしに来て くれて、あの踊り最高だったよ!とか、タコタコイカイカイラブチャーの時の変な動きを ものまねしてくれました。 この世ってワンダフルだな!と 思わずにはいられません。 というわけで最後になりましたが大阪で披露した細崎音頭をこちらの動画から お楽しみください。 (タコタコイカイカイラブチャー♪のとこの踊りがハイライトになっています)

いかがでしたか!!!? すごいでしょ!!? 日本中の〇〇音頭という曲の中で頭一つ抜きんでたものを作成してしまいました。 この細崎という南の島の小さな集落で。 僕って天才でしょ!!? 僕って小室でしょ!!!? これで紅白行けるでしょ!!!!?? しかし・・・・・有頂天最中にどや顔で父親に動画を披露したら・・・・・ 「単なる酔っ払いが踊ってるだけとしか思えない」 という 小室哲哉は絶対に言われたことの無い一言 を浴びせられました・・・・・・ 一瞬、この踊りにどれだけ愛情を注いだかわかってんのか!と憤慨しましたが 動画をUPする為によくよく見ましたが、 単なる酔っ払いが踊っているだけとしか思えない・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (名誉の為に書いておきますが父親はせっかく踊るなら、作者の気持ちが伝わるようにちゃんと踊らなきゃ駄目で こんな風に踊ってたら作者に失礼だという意味で言ってくれました) 作者は僕なんですけどね・・・ しかし、それで良いのかもしれません。 素人が素人感まるだしで作曲し、 その曲に合わせて、素人がほぼ練習もせずに踊っている為にその踊りや歌のハードルは地に埋まっているかごとく低く 老若男女誰もが一発で踊れる踊り・・・ 精錬や至極や芸術という言葉とは真反対にある踊り・・・ それで良いのだと思います。 それで良いんですよね!?皆さん!!? 皆さんも、ぜひ細崎音頭踊りに小浜島に来ませんか? (その際は3日前ほどに言ってください。僕だけでなく青年部のメンバー皆 、確実に踊りを忘れているからです。)