「子供に還って遊ぶ」

2020年12月22日

こんにちは。そうじろうです。

師走のこの中、先日冬至を小浜島でも迎えました。
こちらでは柚子のお風呂に入る習慣は無く、
ジューシーと呼ばれる豚肉が入った炊き込みご飯を作り火の神様に家族の健康と
子孫繁栄を祈願します。

火の神は台所の一角に祀られていて、
この家で出された食事で家族全員が健康に過ごせるように鎮座しております。

 本土ではゆずなどの柑橘類の皮をお風呂に浮かべて入る習慣がありますね。

沖縄の柑橘系といえばシークヮーサーなわけですが、沖縄では
シークヮーサー風呂というのは聞いたことがありません。

シークヮーサーは残念ながら
初夏に収穫される果物の為、習慣が根付かなかったのかもしれません。

 

さて、話は変わりましたが、先日
家族で石垣に旅行に行ってまいりました。

 

野底という石垣の北にある集落に宿をとり、星空と登山を堪能してきました。
野底マーペーという山に登ったのですが、崖みたいな箇所、赤土でツルツルな箇所

なかなか思ったより大変な登山でした。

 しかも、1歳・4歳・7歳の子供を連れて。

 

1歳の子は私がおんぶしたのですが、4歳、7歳の子達は自力で登らせて・・・・・

正直、登れるか、降りれるか心配で仕方ありませんでした。

 

しかし、大人でも大変な登山路をすいすい進む7歳・・・・そして

「私はつらくても頑張る!」と何度も転びながらも進む4歳の女の子・・・・

「自然が成長させてくれる」瞬間を垣間見ました。











山頂の景色はまさに爽快。





360度のパノラマビューに横を見ると
誇らしげな子供たちの顔。

パノラマビューにも負けない位輝いて見えました。

 

多少辛くても子供はなんとか隙間に楽しさや、
遣り甲斐を見出して生き抜く力がそもそもあるのだなぁとしみじみ。
それをくすぐる機会を与えてあげるのが重要かと思いました。

 

普段宿題をやらないで泣きじゃくる7歳も、
誰よりも早く登山し下山も悪路を駆け抜けていました。
宿題ももちろん大切ですが、
自然にぽーんっと向き合ってみるのも大切だと思いました。

大人も、それが必要なのでは?

 

「子供に戻って遊ぶ」よく聞く謳い文句です。

皆様は子供に戻って遊んだ時に何を感じるのでしょうか?

「子供に還る」

はいむるぶしのお客様には「子供に還って遊んでいる大人」が沢山沢山います。

 

ぜひ、皆様の中にいる「子供」に会いに来てください。