2011年11月26日
本土は紅葉まっさかりの季節ですね
11月下旬でも青々とした緑が元気な常夏の小浜島
本土では出会うことのない、赤く鮮やかなものを見つけることができます。
紅葉の代わりに、八重山でこの時期見つけた“紅”を日本の伝統色でご紹介します。
朱色(しゅいろ)のピタンガ
アセロラに似たひとくちサイズの果実です。
酸味はアセロラほど強くなく少し苦味があり、さっぱりジューシー。
今ちょうど八重山では旬で石垣島の市場で見かけます。
(私はこれを見た時、鴨川ホルモーという小説に出てくるオニを思い出しましたよ)
橙々色(だいだいいろ)と紅葉色(もみじいろ)のハイビスカス
鮮やかな橙色と赤みの入った紅葉色のハイビスカスたち
赤いハイビスカスはアカバナーと呼んで一年中小浜島でも咲いています。
だいだい色のハイビスカスってアカバナとはまた違った可愛いさがありませんか?
艶紅(つやべに)のヤシの木の実
艶やかな深い赤の実をたわわに実らせたヤシの木
ヤシにこんな実が生るとは知りませんでした!
石垣島の街路樹のヤシの木にもこの時期はたくさんの赤い実がぶらさがってます。
常夏なイメージのヤシも、盛夏が終わるとこうして秋の装いになるんだなぁ~
紅絹色(もみいろ)の月桃の実
夏に真っ白な花を咲かす月桃は、紅絹色の実が色づき、秋を知らせてくれます。
紅絹色の殻からは黒い種子が取れ、乾燥させて胃や整腸の効果を持つ薬として使用されたり
お茶として飲用したりできます。
我が家では、この種を小皿に入れて部屋に置くと虫除けになると教えてもらい実践中
深紅(ふかきくれない)のローゼル
ハイビスカスの仲間でこの時期が旬です。
中の種を取り除き、写真のガク部分を使ってハイビスカスティーやサラダにトッピングしたり、
浅漬けにしたりして食します。
見たとおりの深紅が、アントシアニンやビタミンC・クエン酸を多く含み疲労回復や疲れ目に
よく効くんですよ。梅干に似た爽やかな酸味でとってもおいしい~!
茜色(あかねいろ)の夕日
【撮影:タケくん】
小浜島は11月に入ってからぐずついたウェッティーな毎日が続いたのち、
さわやかな秋が到来しました。
晴れればこんな一日の終わりのプレゼントが
【撮影:浜ちゃん】
みなさんが小浜島に来られる日には、こんな茜色の夕日が見られますように!
日本の色の呼び方って粋ですよね
ジムシーでした。
ある日の火曜日タケくん
澄み渡る空を撮ってました
2年目ブログも素敵な写真をいっぱい撮ってね~!
南十字星という名のリゾート「はいむるぶし」