2011年5月20日
暑かったり、涼しかったり、ジメジメしたり…
天候がなかなか落ち着かない小浜島より金福です。
今宵お伝えするのは( ̄ー ̄)ニヤリッ
5月15日、集落中心部の公民館で行われた
『三月遊び(さんがつあしび)』の様子をお届けします。
この三月遊びとは、
老人会女性部 うふだき会 が中心となって行う年間行事の一つです。
うふだき会の会員のおばぁたちが
ばっちり化粧をし、衣装をまとい、舞台に立つ。
それぞれ披露するモノは異なり、個性あふれるステージです。
それを島人や親戚、子どもや孫、お友達にお披露目する。
*おばぁになって注目を浴びること*
*まだまだ元気!!という姿をみせること*
このことは生きていくうえで、すごいパワーを持っていることに気がつきました。
普段腰を曲げ杖を突いてゆーっくり歩くおばぁがステージに立ったとたん、
背筋が伸び手の先から足の先までシャンとする。
幼いころに覚えたもの 昔から好きなもの
体で覚えたことは100歳になっても忘れないようです。
ちょっと舞台裏を拝見。
けっこうごった返していましたが、たくさんのおばぁたちがお化粧待ち。
みんな順番をきちんと守りゆんたくしながら待っています。
その様子を見ていると、気持ちはまるで少女。十代に戻っています。
ステージには男性陣も欠かせません。
まずは なかよし会 のみなさん。
おばぁに負けてはいられないと揃いの衣装で歌います。
そしてお次は島に溶け込む2人組。
島でだた1人の駐在さんと診療所の先生。
なかなか板についています。
小さな島ならではの光景ではないでしょうか?笑
そして島の音を支える男たち。
舞踊や沖縄民謡などあらゆるリクエストに
サンシン・竹笛・太鼓・歌声で答える!!
生の島音が心に響きます。
『三月遊び』は長寿の島を守って行くのに不可欠な行事と感じました。
舞台に立つ本人も気持ちが若々しくなりますが、
80歳~100歳のおばぁの生き生きとした舞台に涙する客席の私たち。
会場が一つになり、そしてみんな笑顔でした。とにかく笑いました。
時代がどんなに移り変わろうとも 残していきたい風景。
小浜にはそんな風景がたくさんあります。
それではまた来週★よい週末を☆
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