かまぶく雑談

2012年1月28日


本日の小浜島は、気温23度まで上がり、
朝日も眩しく、とても穏やかな暖かい1日となりました。

内地からのお客様の到着された時のお声・・・ダウンジャケットを脱ぎつつ「夏だよ夏!ここ日本?」
寒緋桜が更に開花しそうで楽しみですね

今日の小浜島本集落のさくら
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さて、今日は前回の沖縄のおいしいもの「てんぷら」に続く第2弾を少しばかり

かまぼこは、その土地で特色があり製造方法も様々で種類も豊富ですよね。
内地では、かまぼこって、お正月の紅白かまぼこや、居酒屋で食べる板わさ、
ラーメンの上に乗っかっている付け合わせや、さつま揚げなどが代表的でしょうか。

タイトルの「かまぶく」
・・・もうおわかりですね、八重山の方言で「かまぼこ」のことなのですが
八重山でいうかまぼこは、ちょっと違います。

とにかく揚げてあるのが特徴!
そして、地元の白身魚はもちろん、もずくやアーサ、ピパーツ(島こしょう)やゴーヤをはじめとする
地元野菜などの具材をふんだんに使ったまさに地産地消のソウルフードなのです~。

石垣島のスーパーでも、かまぼこエリアは、内地より堂々としています。
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八重山かまぼこの名前がまた秀逸です。
マルグヮー、ヒラグヮー、ポーポーアゲ、タラシアギー・・・・
怪獣的もしくは必殺技的な響きではありますよね。

マルグヮーは、断面は丸く棒状に揚げたもの
ヒラグヮーは、断面が平らなもの
ポーポーは、丸く平らにして揚げたもの(具沢山のさつま揚げをご想像くださいませ
タラシアギーは、一口大に手でちぎって揚げたもの
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そんなかまぼこ、八重山では付け合せというポジションではありません。
八重山そばの上に豚肉と引けをとらない姿で鎮座しますし、ある時はチャンプルーの具になって、
ボリュームと歯ごたえをプラスし、チャンプルー料理に深みをもたせます。
八重山そば 採用


はいむるぶしの“ぬちぐすいブッフェ”では、アーサのタラシアギーをお出ししています。
オリオンビールや泡盛のお肴にピッタリでパクパク止まらないんだ、これが。

また、朝食では、お味噌汁の実が選べるようになっており、日替わりで
マルグヮーとタラシアギーのトッピングをお試しいただけます。
お味噌汁にも合っちゃうんだわーこれまた。
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かまぼこの材料として最良とされる、イラブチャーやグルクン・ブダイなどの珊瑚礁沖の白身魚が
豊富に獲れるため、八重山かまぼこは美味と評判です。

先日タケさんのブログでも写真があった小浜島細崎のくば丸市では、細崎の海人が小浜島近海で
獲ってきた魚のタラシアギーを食べましたが、絶品でした

来月は2月25日に開催されるとのことですので、タイミングが合えば細崎まで
足を伸ばしてみてくださいね。

また、はいむるぶしオンラインショップでも八重山かまぼこを販売しておりますので
ぜひご賞味ください!
はいむるぶしオンラインショップ「美ら島本舗」


練りもん大好き ジムシーでした。


南十字星という名ノリゾート はいむるぶし