アラキングの石垣島旅行記

2014年5月28日

こんにちは。
何気に久々の登場です。
ロストマイウェイ、アラキングです。

ちょっと、石垣島旅行記書きました。
かなり長いので、時間のある時にでも
ご覧下さい!

~~~石垣島の風にふかれて①~~~


石垣島の国道390号線を
レンタルしたバイクで走っている。
目的は、先日ヘッドライトが壊れてしまった自分のバイクの
ライトを購入するためだ。

もう500回以上は通ったであろうこの道で僕が
何をしているかというと・・・・・

そう・・・・道に迷っているのだ。

冒頭に国道390号線を~と書いたのはもちろん
かっこつけて書いたに過ぎない。

たった今、道の名前をグーグルで調べたのだ。

本当は僕は自分の走っている正面が常に「北」
だと思ってしまうくらいの方向音痴だ。

道に迷うのは慣れっこ(というか定まりみたいなもの)
なので僕は、誰よりもすまし顔だ。

しかし、この後、小浜島のおじさんに頼まれた
痔の薬も買わなくてはいけないので
そうも言ってられなくなってきた。

ちなみに、このおじさん、頭の中で
完璧に地図が出来すぎていて
薬屋がどこにあるか訪ねた僕にこう答えた。
(薬屋の名前は忘れてしまったようだ)

「あの道を西にいくだろ?そうするとこんな風に曲がってるさ
そしたらそこをグーーっと道路がこんな、なってるから、道なりに行ったら
東側にあるさ」

もちろん僕の頭の中では完全に方向を見失っている。

わかったフリをして一回帰宅するが、
いや絶対に着かないわ、とつぶやく。

そこでおじさんの所に地図を持って行き

「ここからどう行けばいいのですか?」

と訪ねたところ明らかにおじさんからは
「さっき説明したじゃねーか」
というオーラが見える。

しかしおじさんは地図をグルグルまわし出して
「こんななってるのか?いやこんなか、あれ?」
を繰り返している。
紙面の地図なんかじゃ計り知れないほどの
地図が頭の中にあるわけだ。

しかし大事なことは
彼も僕もその瞬間は薬屋への道を見失っているということだ。

グルグル地図を回し続けるおじさんからは
いい答えなど望めるはずも無い
と思った僕は
「じゃあ痔の薬の名前は何て言うのですか?」
と訪ねたところ。

「薬屋で痔の薬下さいって言えばでてくるさ~」

それを実行する勇気は僕には無い。

勇気を振り絞り、実行したとしても
沢山薬を紹介されて薬を目の前に
う~んと悩む僕に店員が気を使い
どんな症状なのですか?」
と聞くようなことはないだろうか?

その質問に的確に答えられるほど
おじさんと僕は仲が良いわけではない。


間違った商品を購入して返品するのも
手間だし、何よりおじさんのことが心配なので
実物を見せてもらうことにした。

・・・・・・・見たことも無いような名前の物だった。

ああ、聞いて良かった。

しかし、その時にメモできるものを
持ち合わせていなかったので
忘れないように
「これ、借りてもいいですか?」
と訪ねた僕に
おじさんがしぶる。

そりゃそうであろう。

貸すくらい持っていないから購入を頼まれているのだから。

頭の中に叩き込むためにうわごとの様に
その薬の名前をブツブツ繰り返した。

話は戻る。

そう、僕は
国道390で道に迷っているのだ。痔の薬の名前をブツブツ言いながら。

目的は、八重山ホンダ。

少しスピードをあげる。

風をきりながら走らせるバイクはとても気持ちがいい。
何よりここは南国のパラダイス、石垣島だ。
ハイビスカスが道路に咲き乱れ、ヤシの木が異国情緒たっぷりだ。
嫌なことは全て忘れてしまう。

当然、道も忘れてしまう。

最終的にはここに頼ることになるのだな、と
スマフォを持っていない僕は「勘」を駆使し始める。

しかし・・・・八重山ホンダは見つからない。
やはり500回位そこを走った位では
僕の勘はデジタルには勝てないようだ。

きっと600回目も700回目も同じことを
言うのだろうけど。

しばらくバイクを走らせると
とある商店の前のノボリが目に入った。

そこにはこう書かれていた。

「オニササ」

オニササ・・・・・・オニササ・・・・・
あっと声を上げそうになる。
「うわ・・・・・オニササだ・・・・・・」

そう、皆さんはご存知であろうか。
石垣島のB級グルメ
「オニササ」を。

ここからがこのブログの本題である。
前置きに文字を使いすぎたので
まさかの次回に続くパターン。

こんな自由なこと、このブログで
やっていいか甚だ疑問ではあるが。

続きは、また一ヵ月後位ですかね。
乞うご期待。

人生の道に迷ったらここへ♪