2015年5月17日
はいむるぶしご滞在中に読める地方紙はいくつかある。
その中のひとつに「八重山毎日新聞」というものがある。
3面記事を読んでみる。
市況、政治、文芸文化、催物、様々な記事が掲載。
もちろん八重山地方に特化した内容で。
とある日は、合唱コンクールの優勝○○学校!
またとある日は、○○マラソン大会の優勝者は○○!
という、地方ならではの記事もちらほら。
いま世間を賑わす法案関連については、
どちらかというと、数枚めくったあとか、
もしくは3面の中でも比較的小さな記事か…。
Wikipediaからの引用で、八重山毎日新聞の標榜
「視野は世界・視点は郷土」…、納得できる。
都心から移り住んだ私も、今となっては、
八重山での情報ツールとして非常に役に立っている。
先日、滞在中の方からこんな話を耳にした。
「3泊滞在したが、毎回新聞の中には、
全ての航空会社の飛行機の時間や、
全ての航路の高速船の時間が掲載されていて
次の行程を組むのにとても役にたった。」
日々読んでいると、来る日も来る日も、何故、
同じ時刻表を掲載しているのか…と感じていた。
しかしこれが意外にも、
旅人にとっては“便利なツール”だったようだ。
そういえば、自身も船の時間が知りたい時には、
ネットよりも先に新聞をめくった事もあるくらい。
旅人へのツールと郷土の様子、
島民にとっては重要な情報源。
都市の新聞に慣れている方にとっては、
一瞬見慣れなさを感じるかもしれないが、
のどかな景色の中、地方紙をめくると、
郷土色溢れるその紙面に、旅の楽しさを見いだせる。
きっと、そのように感じて頂けるのではないだろうか。
そんな旅のアイテムのひとつは、
ロビーの書籍にいつも置いています。
KOHAMA浪速人(なにわんちゅ)
梅雨が終わったかのような天気が!ここは日本か!?