小浜島の旧盆

2017年9月13日

9月も半ばにさしかかり、朝晩すっかり涼しく秋の訪れを心地よく感じている今日この頃・・・ ・・・ ・・・ うそです。 まだまだ毎日30度以上の暑さと戦っている お散歩人 赤しまぞうりミノラセブン青しまぞおり です。 いったい、いつになったら涼しくなることやらガ-ン・・・ さて、9月の3,4,5日は旧暦の7月13日-15日のお盆(ソーラ)でした。 この時期は八重山のあちこちの島、集落は旧盆独特の空気に包まれます。 (何というか、非日常的な世界観とでもいいましょうか・・・) ミノラセブンはこのちょっと異空間へタイムスリップしたような空気感が大好きなのです。 何かが始まるドキドキする気持ちを抑えきれず集落へお散歩あしあとあしあと


小浜島の2つの集落でニムチャー(念仏者)が、三線、笛、太鼓そして、独特な歌(念仏踊り)で 一軒一軒供養してまわるのです。 これが、3日間ずっと続きます。 6日早朝。 南と北の集落が島の中心に集まり 中道の儀式・ミンマンブンドゥルでは、頭巾をかぶり化粧をした人たちが輪になって踊りクライマックスを迎えたのでした。 それぞれの集落を練り歩集落のニムチャーが、はじめて一堂に会する場面です。 三線・笛・太鼓・鉦でミチピキ(道中)の音曲を囃します。 花笠を被り着飾って笛を吹く青年に導かれ、女装した若者が、南北から気勢をあげつつ寄り合い、両者が合流するや、円陣を巻きながら踊る様は圧巻。 これは国の重要無形文化財にも指定されています。

そして、そして、旧盆の最後の行事である「シーサーオス獅子舞シーサーメス」 内地の獅子とちがって、かなりリアリティがある強面で迫力満点の小浜島の獅子。 この日はちびっ子達もたくさん集まり大賑わいでした。 お盆が終わると夏の終わりを感じ、ちょっとセンチメンタルになってしまう ミノラセブン でありましたタラ~ この日は大潮。 夕方怪しげな薄紫に染まった空に ぽっかりとお月様が 何とも幻想的でした。