八重山のお盆は

2018年9月2日

ハイサイ勝太郎です。 八重山の旧盆は「アンガマ」と言う伝統行事が行われます。 その家の遠いご先祖のおじいさんの「ウシュマイ」とおばあさんの「ンミー」が、あの世「グソー」から、その子孫たち「ファーマー」と一緒に降りてきて、歌や踊りを楽しむという設定です。 重要なのは、演じる人達はみな顔を隠していなければならな事です。 勝太郎は大浜村という所に住んでいて、そこのアンガマは「ウシュマイ」や「んミー」とは別に「アメリカアーパー」という謎のご先祖が出てきます。 これは何なのかは誰も知りません。 毛は赤く、顔は真っ白。 ここまでは伝統的なご先祖様でいつも登場します。 しかしここで終わる大浜村ではありません、終いには顔を熊手で隠しているだけ、道路のコーンで隠しているだけ、更には洗濯物や美容パックで顔を隠しているだけなカオスな先祖も出てきて大混乱に陥ります。 こうしてハチャメチャなお盆の先祖供養の日々は過ぎていくのです。