ものづくり

2021年10月17日

皆さまこんにちは。あんずです
いかがお過ごしでしょうか

今回は、沖縄ではよくみかるなじみの深い植物のご紹介です。

小浜島でも散策をしているとよく目にする「クバ」をご存知でしょうか。
クバは沖縄の方言でして和名は「ビロウ」といい、高さは15m程に成長するものもあります。

クバの葉で作られたクバ笠は沖縄地方では有名で、今でも農作業で日よけとして使われています。

昔は民具としてだけではなく、葉を2枚重ねて釣瓶のような形に作り、そこに水を入れ直接火にかけて鍋としても使われたことがあるそうです。
団扇、簑、ほうき、ハエたたきなども作られておりましたが、現在では団扇が伝統行事で使われている以外ほかのものは姿を消してしまってきているのです。
小浜島でも行事では必ず使われる団扇、よい風がおきてとても使いやすい一品

ここ最近ではクバを使った商品を
オブジェとして、果物かごとして、吊るして飾ったり、インテリアとして人気がでてきました。
そこで、私も籠づくりに挑戦。
葉を乾燥させて編みこんでいく作業、集中できてとても面白い。

だいぶ、いびつではありますが野菜を入れたり果物を入れたり重宝しています。

ものづくり。
作っている作業の時間も楽しいですが、なんだか温かみがあって良いですよね。
小浜島でもクバを見かけたら、沖縄の生活にとてもなじみのある植物と思いだしてみてください。

みーはいゆー