やっぴー小浜島

2012年3月12日

こんにちは!柱の陰からアラキングです!

 前回のブログで書いた小浜のおじいさん・・・・
後に「はいむるぶし」の名付け親だったということが判明しまして・・・・・

歴史にIFはないと言いますが、もしおじいさんが存在していなかったら
このホテルは一体何という名前だったのでしょうか・・・・
「美ら島ペンション」とかだったりして・・・・・略して「ちゅらぺん」・・・・
やはり神様だったのでしょうか・・・・・・

気になります。

さて、話は変わりまして、先日僕が住ませて頂いている漁師集落
細崎(クバザキと読む)の若手海人、H嘉君と海に行って来ました。

H嘉君ともうひとりO城君(イニシャルトークの意味ないね・・・・)
二人の若手が今、細崎を盛り上げるために
様々な事にチャレンジしています。

僕は彼らを見守る係です。
それはまるで家政婦が見た!の市原〇子が
ドア越しに起こる犯罪を覗き見しているい様に!!!
(古いな)

それはまるで星ひゅうまが親父にガンガンしごかれているのを
電柱越しに見守る星明子のように
!(もっと古い)

話がそれました・・・・・

彼らが思案しているプロジェクトの一つ「小浜島一周漁船クルーズ」
というものにモニターとして参加しました。
天気はピーカンでチョベリグです。(これも古いな・・・)

H嘉君が、小浜のサンゴ礁の秘密や、もずくの養殖の秘密、漁の秘密
などを実際に船に乗りながら案内してくれて、まぁ感想はというと、月並みですが・・・・
「すごい面白かった!!!!」
となってしまいますね・・・・・

漁師からの生の声で案内される海は、まがいなりにも海を知ってしまった
僕でも相当満足する内容でした。

いや~小浜って本当にいいですね。

ぜひこのクルーズを実現させて、小浜に遊びに来るお客様たちに体験してもらえる日が
早く来ることを願います。

そして後半は、H嘉君がO城君が不在なので代わりにO城君が仕掛けた網を巡りました。

そこでこんなん獲りました!!


hs.jpg


ワオワオ!!!

でかいね。これは甲イカ(方言でクブシミ)というお化けイカです。
身はぷりぷりで、で~じま~さん(とても美味しい)です。

身は「はいむるぶし」に卸すということで決まったので
皆さんの中には、僕が持っているこのイカを食べた人がいるかもしれませんね!

今は冷凍システムや流通システムが相当整っているので、電話一つで世界中の食べ物が
手に入ります。しかし、その「想い」と言うのは電話一つで手に入るものではないと思います。

このイカはH嘉君が、潜って(僕は役割通りそばで見守っていた、そう星明子のように)
神業の様な正確さで突いて(網の中と言ってもイカが泳ぎまわれるスペースは充分ある)
しかもイカが何匹もいたので、皆H嘉君に向かって墨をはくもんだから
H嘉君は忍法でも使っているように黒煙(黒墨か)にまみれながらイカと格闘していました。

そのうち僕の視界からはとうとうH嘉君は見えなくなってしまって、見守る係のはずが
終わるまで、その辺をクロールする係になってしまいました。そこで足がつっても
H嘉君には届かない・・・・・H嘉・・・・どこにいるんだ・・・・・消えた。。。。まさに忍者のようだ・・・・
これをモデルに「海人忍者H嘉、忍法イカ墨隠れ!」とかいうアニメが出来て大人気という
妄想が一瞬頭をよぎりますが、隠れすぎて、撮影しづらいという大欠点があるので却下になるでしょう。


話がそれました。

つまり、そういうことで獲ったイカなんです!!!皆さんが食べたイカは!!!
そしてこれから食べるかもしれないイカは!!!!!!!
H嘉君やO城君が忍術を使って獲ったかもしれないんですよ!!!!!
(良く考えたら忍術を使っているのはイカの方ですね・・・・しまったしまった)

こういう話を聞くと、不思議とイカの味もなんだか変わってくる気がしませんか?
食べ物にはそれぞれにストーリーがあって、想いもあるもんです。

それを知るだけで食卓は、より一層意味のあるものに変わる気がするから、
あら不思議。

ふふふ。細崎で獲れた彼らや彼らの先輩が獲る
ストーリーが詰まった海産物・・・・
味わいたければはいむるぶしにおいでませ!
僕らだけの特権にしておくのはもったいない・・・・・・

ちなみに彼らはもずくも獲っていて、ショップ内で販売しているし、これも
はいむるぶしでほぼ確実に食べることができます。

もずく伝説も沢山ありますが、指をサイボーグにしてキーボードを叩かないと
今日中には書ききれないので、またの機会にさせて頂きます。

それでは、また次回までアラキングはドロンします!!!!(古いの大好き)

南の島へドロン!?