はじめてのおつかい

2013年3月17日

はいさい ひらやーちです

本日は石垣島の海開き

小浜島はいむるぶしのビーチ海開きまではあと4日

海開き直前、準備を着々と進めておりますよ 楽しみですね


はいむるぶしエコハマクラブメンバーとボランティアスタッフは一昨日、
はいむるぶしビーチエリアを清掃しました

ひらやーちはあいにく仕事で参加出来なかったのですが

今月はじめ、はいむるぶしを代表して石垣島のビーチクリーン活動に参加して参りました

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石垣島では3月5日から1週間をサンゴウィークと称し、さんご礁の保全・エコ/グリーンツーリズムの普及や次世代の人材育成などを目的とした参加型のイベントが日ごとに開催されました。
数あるイベントの中で、私が参加したビーチクリーン活動は、現地集合、現地解散の浜辺のゴミ拾いです

【清掃場所】 伊野田海岸 開始時刻 9:00


小浜から始発の船に乗り、到着が8時05分・・・

バスターミナルから専用のバスは8時00分発・・・

・・・ということは・・・間に合わない・・・

下船したらバスターミナルへダッシュする自分をイメージし、
小浜港で船を待っていると始発便の到着が遅れてしまうという事態に
あわわ・・・どうしようという時こそ、エンジンがかかる体質でして
船から降りたら猛ダッシュする自分をイメージし乗船


下船後、猛ダッシュで、バスターミナルに向い、
ぎりぎり間に合ったかー

と辺りを見渡すと、

それらしき専用バスが見当たらない・・・もしや行ってしまった??

その場に居たバスのドライバーさんに、息を切らしながら
「すみません、ビーチクリーン活動の伊野田行きのバスはもう出発してしまいましたか?」

と尋ねると

「ん?そんなバスあったかなー。ちょっと待ってね、調べてみるから・・・」

その間、そもそも専用のバスがあると勝手に思い込んでいたのであって、

確定的な情報を入手したわけではないことに気が付き・・・・

どうしよう・・・

伊野田までは離島ターミナルから車で1時間くらいはかかるのでは・・・

人任せで大して下調べをしていなかったことに反省

しかし、このまま引き下がるのは情けない・・・

せっかく小浜から出て来たんだし、
清掃する気満々で軍手もタオルも水分補給も持ってきた

これは私に与えられた試練だ!とまた勝手に思い込み、


行こうと決めたその瞬間、

バスの運転手さんが、「やっぱりそんな専用バスはないよ」と確認し報告してくれた。

伊野田行きの路線バスは1日2本、

すでに朝の7時台に出ており、次の便だと清掃に間に合わない・・・

行くと決めた私は、ひとまず新空港行きのバスに乗って空港を目指すことを運転手さんに伝えた。

すると運転手さんは、そこから先の足を心配してくれ、
空港についたらすぐに乗り換えられるよう、タクシーを配置してくれた


親身にバスの時刻表を見て調べてくれた運転手さんに感謝をし、
私は空港行きのバスに乗り、はじめてのおつかい気分で出発

新空港行きのバスに初めて乗車したことで、
今後お越しのお客様へアクセスをご案内出来るようになりました


石垣市内をぐるぐる廻り約45分、
空港到着後はタクシーのお出迎えが・・・



タクシーのおじちゃんと世間話をしながら約20分、
初めての地、伊野田の集落に到着

周辺には、山と海が近くにあり、小浜とは全く違った景色で新鮮でした
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到着したはいいが、清掃会場が分からない・・・

右に左に右往左往・・・スタッフの方を発見し、場所を教えてもらい、ふたたび猛ダッシュ


するとクバ笠をかぶり、リアカーをひいてゴミを拾っている方を発見


なんと、話を聞いているとその集落の公民館長さんであることが発覚

初めての土地に着き出会った初めの方が公民館長とは・・・

今日は何かついている感が芽生え、

受付場所までゴミ拾いをしながら、

集落のことや海岸に打ち上げられたゴミの話などお話を聞くことができました。


ゴミ拾いは石垣の市内から参加している方も多く、
大人から子供まで、照りつける太陽の陽射しの下、約2時間集中して拾いました。
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伊野田海岸は、とってもきれいな海なのですが、
打ち上げられた漂着ゴミの数がとてつもなく多く、拾っても拾いきれないほどでした。
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限られた時間内で、出来る範囲を清掃し、拾ったゴミは分別。
浜辺で分別したゴミは人から人へバケツリレーのようなゴミリレー?で指定場所まで運びました。
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一人の力では出来る範囲が限られていますが、

人の手が何人も加わると可能性が広がることが実感

これぞマンパワー


また、今回は、ひとりで知らない地へ行き、

初めて出会う方たちと何気ない会話をすることの楽しさや

知らない場所への行き方や帰りには市内まで送ってくれたりと、

人の温かさと優しさに感謝した素敵な1日となりました


八重山諸島はひとり旅をされている方を多くお見受けしますが、
旅の道中、何か困ったことありましたら、気兼ねなくお声かけください

島の人との出会いも旅の醍醐味です

そしてきれいな海をいつまでも大切にという気持ちを持って思う存分遊んでください


今年も多くのお客様のお越しをお待ちしております

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