小浜島生き物通信18-ヘビ3種

2013年1月15日

こんにちは、Shunです!

前回は、元日なのではいむるぶしの正月の話題にしようかとも思いましたが、たぶん他の担当が書くだろう!ということで、初夢に見ると縁起のよい鷹の仲間“サシバ”を書いてみました。そして、計画通り!
皆様、初夢はいかがでしたでしょうか。

今回は「巳年、年男(私が)」ということで、小浜島でも特に見やすいヘビの仲間3種をお送りします。

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さて…、

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まずは、このミミズみたいなヘビ。

ブラーミニメクラヘビIMG_6425

見やすさ:★★★★

一番沢山いるのに、一番目立たない子だと思います。
全長は20cm前後ととても小さいヘビで、いつもは土の中にいるので、目も退化しています。
特に見やすいのが、夜間の側溝の中。

頭の方が丸く、尾の方がとがっており、つかむと(!)、尾でちくちく刺そうとします…が、全く無害で、可愛いやつです。

もともとは東南アジア出身だろう、と言われていますが、現在は世界中の熱帯、亜熱帯に分布しています。

サキシママダラ
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見やすさ:★★★☆☆

一番良く見るのが、このサキシママダラでしょう。
サキシマハブに良く間違えられる可愛そうなやつです。

ちょっと脅かせると、写真のように半身を立たせることがあります。
手で捕まえると、ぐるぐるっと巻きついてきて、お尻から出すめちゃくちゃ臭い汁を擦り付けてきます。下手すると、数日は臭いが取れません…

サキシマハブ
サキシマハブ

見やすさ:☆☆☆☆

一番の嫌われ者は、間違いなくこの子でしょう。
体長は60-70cm(最大でも1mくらい)と小型のヘビですが、その強面&毒の強さは圧巻!
それでも、本島のホンハブよりも毒の量は少なく、本州のマムシよりも毒の強さは弱かったりと中途半端なヤツなんです。

ちなみにはいむるぶしでは、毎年、園内で「ハブパトロール」を行っており、ハブご一行様のはいむるぶし園内でのご宿泊はご遠慮いただいております。


さて、今回の恐怖(?)ブログはいかがでしたでしょうか。



来週は、タケさんの“今週の○枚”です!
タケさんの素敵写真で心を癒してください!

それではまた再来週!