はいむるぶし ひねもすのたりのたりかな 

2013年7月6日

はいたい!ジムシーです。


今朝のプールサイドのプルメリア 朝日で綺麗に輝いていました^^
本日も晴天、異状なし です!
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さて、新着情報です!


7月1日に、はいむるぶしに魚垣(ながき)アート・ガーデン」が誕生いたしました!

はいむるぶし・センター棟の南に位置する芝生広場から、
西表島の方角に目をやると、遠浅で瑠璃色に輝く「イノー」が広がっています。

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イノーとは、沖縄の言葉で、海岸から波が砕けるサンゴ礁のへりまでの浅い海のこと。

琉球王朝時代、小浜島の海人(うみんちゅ)たちは、イノーに石垣を築き、
その一部がいまも残されています。
これは満潮時に石垣の内側に入り込んだ魚たちが、干潮になると取り残され、
それを拾って獲るための仕掛け。
これが伝統的漁法「魚垣漁」で、文化庁より文化的景観に指定されています。

今回誕生した「はいむるぶし 魚(な)垣(がき)アート・ガーデン」は、
芝生広場をイノーに見立て、琉球石灰岩で2本の魚(な)垣(がき)ラインを造り、
イノーに暮らす海藻や生き物たちかをモチーフにしたオブジェ
『はいむるぶし ひねもすのたり のたりかな』を配しました。


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手前の「ひねもすのたりのたり」は海ブドウの仲間のセンナリヅタという海藻です。
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こちらの白玉で作った耳のような「ひねもすのたりのたり」は
ウスユキウチワという海藻がモチーフ
ウスユキウチワ


こちらは、星砂
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ご存じ、与謝蕪村の“春の海 ひねもすのたりのたりかな”という俳句から引用しています。

自然の力のじかに触れながら、時間を忘れて、
一日中のんびり過ごしてほしいというような想いが込められています。


また島と島の連絡手段であったかがり火を模し、
ゆらめく炎が美しいファイヤー・サイトを新設いたしました。
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はいむるぶしのイノーである「魚(な)垣(がき)アート・ガーデン」で、
たゆたう生きものたちのように、‘のたりのたり’な時間をお過ごしいただければと思います。


<夏季限定:ガーデンダイニング オープン>
今夏は、小浜島をわたりゆく風を感じながら、屋外でのバーベキューをお楽しみいただきます。
西表島に沈みゆく夕陽や満天の星宙のもと、お客様ご自身にて八重山の新鮮な食材を
、ウエーバー社製のチャコールグリルを使い、お召し上がりいただけます。


ここにしかない、沖縄がある。
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