TBS系テレビ放映の番組内「天文学者27名が厳選!綺麗な星空」で全国1位に選ばれた八重山地域。
国際天文学連盟が決めた世界共通の星座名である88星座のうち、八重山地方では国内最多の84星座を望むことができます。
星空専門のガイドがレーザーポインターを使用し、八重山の星文化や宇宙の不思議などのお話を織り交ぜながら旬の星座や星をわかりやすく説明します。
天の川と南十字星が海に浮かぶ奇跡の島、小浜島。
日本が誇る星空環境の島で奇跡の1枚を撮影しませんか。
満天の星々の下、選りすぐりのワインやオリジナルカクテルを片手に、寛ぎの時間をお楽しみいただける「海Café」。お食事はナチョス・アヒージョ・生ハム盛合せ等、地元食材を使った幅広いお食事メ二ューをご用意しています。
印象的で神聖な八重山の月夜の下、裸足になって砂浜に横たわり月光浴と瞑想を。大地をダイレクトに感じながら、月に満ち溢れる手放しと浄化のエネルギーを受け取ることができるでしょう。
八重山諸島は日本で一番赤道に近い地域になり、上空の空気も澄み大気の揺らぎが少ないため、国内屈指の綺麗な星空の地域として知られています。
その好条件の夏の夜空を彩る主役が「ティンガーラ(天の川)」です。
八重山の夜空を彩る無数の星々の中を流れるティンガーラの圧倒的な存在感に、宇宙のパワーを感じます。双眼鏡を使ってティンガーラを眺めると、そこはスターダストの海…。煌く星々の一粒一粒の輝きに、きっと驚くことでしょう!
画像は星の島『小浜島』の夜空を彩るティンガーラ(天の川)。
はいむるぶしビーチにて撮影。
TBS系テレビ放映の番組内「天文学者27名が厳選!綺麗な星空」で全国1位に選ばれた八重山地域。
国際天文学連盟が決めた世界共通の星座名である88星座のうち、八重山地方では国内最多の84星座を望むことができます。
八重山諸島では12月中旬から6月初旬にかけて南十字星を望むことができます。はいむるぶし園内では、南側を向いているビーチテラスからの眺めが最高です。真正面の沖合いに見える黒島のすぐ上空に見ることができ、12月中旬は陽が昇る直前に、6月初旬は陽が暮れた直後に見ることができます。
画像は、はいむるぶしビーチテラスにて撮影。
正面の黒島上空に『南十字星』が見えます。
南十字星(みなみじゅうじ座)の恒星
α星:アクルックス(Acrux)は全天21の1等星の1つ
β星:ベクルックス(Becrux)は全天21の1等星の1つ
γ星:ガクルックス(Gacrux)は1.63等星
δ星:デクルックス(DeltaCru)は2.78等星
下記の表は、毎月1日と15日の南中時間(天体が真南に位置する時間)です。
南十字星の見える時間は、12月から6月にかけて毎日4分ほど早くなります。南中時間の前後1時間が南十字星の見頃です。
日 付 | 12月24日 | 1月1日 | 1月15日 | 2月1日 | 2月15日 | 3月1日 | 3月15日 | 4月1日 | 4月15日 | 5月1日 | 5月15日 | 6月1日 | 6月15日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
南中時間 | 6:20 | 6:30 | 5:37 | 4:31 | 3:36 | 2:40 | 1:45 | 0:39 | 23:40 | 22:37 | 21:42 | 20:35 | 20:25 |
2021年10月10日 おうし座南流星群極大
見頃は極大の頃から11月上旬まで。1時間に2個程度。
2021年10月21日 オリオン座流星群極大
見頃は極大を中心とする4~5日間の未明。1時間に5個程度。
2021年11月12日 おうし座北流星群極大
見頃は11月上旬から中旬頃でほぼひと晩中見える。1時間に2個程度と予想されます。
2021年11月18日 しし座流星群極大
見頃は18日の未明。1時間に3個程度。
2021年12月14日 ふたご座流星群極大
3大流星群の1つ。見頃は14日夕方16時過ぎ。1時間に50個程度。夜明け前は条件が良い。
2022年1月4日未明 しぶんぎ座流星群極大
3大流星群の1つであるが、年によって見え方が大きく変わる流星群。放射点が高くなる夜明け前に多くの流星が見られますが、2022年は極大が日本時刻の4日6時頃と予想され、月明かりがないので、ほぼ最高の条件と言えます。
2022年3月20日 ふたご座流星群極大
2022年の金星は2月13日に最大光度、3月20日には西方最大離角を迎え、明けの明星として圧倒的な輝きを放ち観察の最好期となります。
2022年4月 惑星の接近ラッシュ
3月末から5月中旬に明け方の東天で金星・火星・木星・土星・海王星 が大集合します。これほど多くの惑星が集合することは非常にまれで、この4月がその中心となります。
2022年5月1日 金星と木星の接近
明け方の空で金星と木星と超大接近を起こす。最接近(離角13.8’)となる5時54分は、すでに日出後となりますが、日本では望遠鏡の視野の中で観察できます。
2022年7月下旬 みずがめ座δ流星群、やぎ座流星群が極大
7月26日頃からは明らかに流星数が増えたと感じます。
7月29日が新月なので,観測条件は良好
2022年8月13日 ペルセウス座流星群が極大
12日が満月でピークとなる13日未明は一晩中月明りがありますが、見るポイントは,とにかく月を視界に入れないことです。
春の星空は、個性豊かで見つけやすい星座や星がたくさんあります。
春の星空散歩の出発点となるのは、「北斗七星」。「おおぐま座」の背中からしっぽにかけて、スプーンのような形にならんでいる7つの星が、とてもよく目立ちます。そのスプーンの柄の方にカーブを伸ばしていくと、赤く輝く1等星、「うしかい座」の「アルクトゥールス」があります。
さらにカーブを伸ばしていくと、もうひとつの1等星「スピカ」があります。純白の色が、赤いアルクトゥールスと対照的でとてもきれいです。このスピカは、豊穣の女神である「おとめ座」が手に持つ麦のとがった穂先を表し、「スパイク」と同じ語源にもなっています。
この2つの星から、もうひとつ星を見つけてみましょう。正三角形を作る位置には、「しし座」の尾にあたる「デネボラ」があります。「夏の大三角」と同じように、この3つも「春の大三角」と呼ばれています。この「デネボラ」から、西に向いた雄大なししの姿が見えてきます。
再びスピカに戻って、さきほどのカーブをまた伸ばしてみると、小さくいびつな四角形の「からす座」にたどりつきます。それほど明るい星はありませんが、意外に目立つ形です。
このからす座から、地平線の真南に向かってまっすぐ視線をおろすと「南十字」が見つかります。本州ではほとんど見られない、春の小浜島ならではの眺めです。