真の釣り将軍とは

2017年1月2日

ハイサイ! 勝太郎です。 南の島に住んでいてお手軽かつ楽しい趣味といえば釣りですが、私ももれなく釣りをたしなんでいます。 最初は軽い気持ちでイカ釣りから始まり、浅瀬で鯛など釣るようにになって、パヤオという漁場に船を出して大物を狙うようになる頃には道具も一揃いします。 そして行くメンバーが固定されてくると、勝負というかいがみ合いが始まります。 「本物の釣り将軍はだれなのか?」 その高みを目指して、餌釣りから男のスポーツのジギング(ルアー釣り)に移り、より難易度の高い合戦の舞台を求めて未開の大海原に乗り出すようになるのです。 今回の舞台は南大東島。 沖縄本島から東に400㎞にある絶海の孤島です。 釣り道具だけでこんなに荷物があるのです。 意気揚々と出発したのは良いのですが、初日は機材トラブルで北大東島までしか行けず、なんと那覇まで引き返してきてしまいました・・・ 気を取り直して、翌日やっと南大東島に到着! 宿の目の前に、いかしたお店を発見。 腹が減っては何とかで、まずは有名らしい大東そばと大東寿司を堪能。 このそばが激うまで、極太麺とカツオだしと何かが混ざったつゆが抜群に相性が良く、その後通ってしまいました。 レンタカーを借りて港に来てみると、大東島にはビーチが無いので断崖絶壁をくり抜いた漁港が目の前に! これはいったいいくらかかっているのか!驚愕の風景でした。 さっそく釣り開始です。 和気あいあいのフリをしているだけで、相手の糸が切れたりする事を本気で祈っています。 既に戦いの火ぶたは落とされているのです。 まずはアカマチから。 双子のような大きさ。 どちらが大きいかで、すでにいがみ合いが始まっています。 その後カンパチやら青物やら色々釣り上げましたが、恐ろしい嵐の雲がはるかから近づいて来たので退散する事になりました。 結局、当然と言いますか、勝太郎が真の将軍になり、足軽どもを軽くひねってやりました。 夜は釣った魚で一杯やりながら、お互いの健闘を称えあうのでした・・・ 実は結果として、こんなに遠くまで行く必要は全くなく、小浜島の近海でもっと大きな魚がバンバン釣れるのです。 遠くに行けばすごい魚が釣れるというのは幻想でした・・・ やっぱり、八重山が一番でしたというのが、今回の遠征のオチでした。 大物釣りの拠点はここです!