ざわわ ざわわ

2021年1月11日

皆様こんにちは、あんずです。

2021年大きな虹と共に幕をあけた小浜島
      

そんな小浜島にもいよいよこの時期がやってきました。
サトウキビの収穫!
沖縄といったらサトウキビ!そんなイメージありますよね。

1年の中でこの数カ月だけ稼働する製糖工場を横目に「もーそんな時期か」
と思うわけです。

9月から10月頃に植え付けが行われ、約一年半かけて成長し収穫の時期を迎える
サトウキビ。
台風で倒されても負けじとおきあがる力強さ。
私たちの身長を遥に上回り2~3メートルにまで成長するものも
「あんなに小さかったのに、こんなに大きくなって」
と愛着も湧いてきます笑。

サトウキビにも品種が分かれており、よく聞かれるのが「あれはすすきですか?」
そうなんです。品種によっては花を咲かせるものがありそれがすすきにそっくり。
見間違えてしまいがちですが、すすきは垂れ下がっていますがサトウキビの花は
直立で天に向かっているのが特徴です。


また、糖分が増しましたよーという合図でもあり、ざわわざわわと
風に揺れる姿が印象的です。

そしていよいよ収穫
収穫機も使用しますが、ほぼ手作業での収穫になります。
私もこの時期になれば「手伝いにこーい」と呼ばれ、休日はせっせとキビ刈り
作業のお手伝いをすることも。
こんな可愛らしい傘をかぶりながらですが、これが日よけ効果抜群なのです。



おじいが倒し鍬で根本から刈り倒したら、そこからはさとうきび収穫用の脱葉鎌で
梢頭部(糖度の低い頂上の部分)を切り取り更に葉や根など茎以外の全てを取り除き
、茎を束ねて搬出します。




広い広い、畑の中で地道に行う作業。
これが思った以上にハードなんです。
でも無になれます笑。何も考えずにただただひたすら切って葉を取り除くことに集中!

やり終えた後は最高の達成感!
体力を使って疲れた分、ごはんが何倍も美味しく感じます

これから4月まで収穫の時期になり、美味しい美味しい黒糖ができあがります。
各島それぞれ違った風味や固さ、特徴がありますので味比べをしてみるのもおもしろいかもしれません。


小浜島の黒糖は甘すぎずほろ苦いのが特徴でして、ホテルショップでも大人気の商品です。
コーヒーのお砂糖変わりにも、お料理に加えても!万能で健康的。
是非、小浜島産の黒糖を味わってみてはいかがでしょうか。

それでは次回、皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。