小浜島で思う2

2011年11月7日

こんにちは。夢想人アラキングです。

僕が住んでいる細崎(一番西の集落)は
入植100周年を迎えました。

沖縄では漁師のことを海人(ウミンチュ)と呼び、昔は
沖縄南部の港町糸満は地名だけを指すのではなく
イトマン、だけで漁師のことを意味していました。

その独特の漁法と活躍した海の広さから
「世界一の海洋民族」ともいわれているイトマンチュが、
明治時代にさらなる
南方への足場として、そして小浜島近海の豊かな漁場
を求めて住みだしたのが最初と言われています。



帆をはった船(サバニ)で黒潮にのりフィリピン、シンガポール、果ては遠く
南米や地中海まで出かけた漁師(海人)もいたそうです。

信じられないことに、東アフリカのタンザニア島などでも
サバニが残されているようです。

あんな所までどうやってたどり着いたのか・・・・

そんな誇り高き海洋民族の末裔が今、「細崎」で若き海人として
毎日奮闘しています。

自分の地域や先祖代々の仕事に誇りを持ち、守り、活かしていくという姿に
非常に刺激を受けて受けて受けて、アラキングは遂に細崎に住んで4年経ちました。

刺激を受けすぎて僕自身も夢の為、忙しくなってしまい、彼らと遊び語らう時間が減って
しまったというパラドックスが最近の悩みです・・・・・・・
(昔はほぼ毎日一緒に飲み、一週間で8回居酒屋に行ったこともありました、しかも同じ居酒屋)

尊敬できる友達がいることに感謝です。

僕もいつか、自身が輝きを放ちながら、はいむるぶしのお客様も含め、周りの方々を
明るくポカポカ照らせるような人間になりたいものです。

今日は彼らと飲む約束があり、ウキウキしているのでこんなブログになってしまいました。

彼らが獲った獲物がはいむるぶしで食べれるんですって!!!
いいな~ それだけではいむるぶしに来る理由になると思いますよ。

世界一と言われた海洋民族の末裔の、獲物。

どうですか?
なんかワクワクしますねぇ。
はいむるぶしHP