2011年10月22日
ハイサイ!
本日は『てんぷら』のプチうんちくを少々。
そう、高級和食の代名詞・・てんぷら・・・。
でも、ここ沖縄では全県民が愛する \King of ファストフード/ なんです。
決して晩ごはんのメインディッシュとして食卓にのぼることはありません。
内地で言えばケンタッキーフライドチキ○みたいな位置づけでしょうか。
【豆知識】ちなみに沖縄では年中クリスマスかというぐらいケンタッキーもかなりの消費量で、
真夏の平日にファミリーバレルを持つオジィを見かけたりします
こどもの3時のオヤツにてんぷら。
10時のオヤツにもてんぷら。
(沖縄では午前10時にも休憩を取る素晴らしい習慣があります。)
のら仕事の休憩時間のお茶うけにもてんぷら。
もちろん、お父さんの酒の肴もてんぷら。
前日に残ったてんぷらは翌朝のお味噌汁にダイブ!!
そしてこのてんぷら、ほとんどの場合具材はお魚。
家庭で作られることはあまりなく、
刺身屋と呼ばれる鮮魚店で作られ売られているものを
買って来るのが普通です。
内地で精肉店がコロッケを揚げているような感じですね。
てんぷらといっても和食のてんぷらとは似て非なるもので
しっかりぽってりとした厚めの衣で、
衣や具材に下味をつけてあって、
食べるときにつゆやお塩につけたりしません。
※最近はつゆを出す居酒屋さんも増えています。
てんぷらの具材のことを「てんぷらの芯(しん)」といい、
てんぷらを揚げることを「てんぷらを焼く」と表現します。
ご存知、サーターアンダギーも揚げ菓子ですが
「揚げる」ではなく「焼く」ですね。
「おばぁの焼いたアンダギー、上等ねぇ」とお世辞を言ったりします。
さて話がそれましたが、私の大好きなてんぷらはコレ↓
石垣港離島ターミナルの近くの刺身屋さんのてんぷらです。
こちらで一盛¥500、乗船時刻まで時間を持て余したときには是非どうぞ。
刺身屋さんの軒先で生ビールとともに頂けます・・。
ちなみに盛り付けてあるお皿が、Hotto Mottoさんのライス容器のフタなのはご愛嬌。
以上、DDG177でした。