小浜島はカイトサーフィンの島

2011年9月11日

ハイサイ!勝太郎です。
今日はカイトサーフィンについて少し書きますね!

カイトサーフィン KITE SURFING
時に「カイトサーフィン」「フライサーフ」「カイトセイリング」とも呼ばれるマリンスポーツの一種。
大空に揚げたカイト(凧)で、風の力をコントロールし推進力に変え、ボードに乗って水面を滑走するスポーツです。
エンジンなどの機械を使わずに、シンプルでコンパクトな道具を使い、風と波(水)の力だけを、推進力とするのが最大の特徴で、時には、操作するカイトの推進力を上昇力に変え、一気に空へ飛ぶ事も可能です。
スピードもかなり出て、セイル(帆)で風を受けて走る乗り物では時速100km以上という世界最高スピード記録をもっています。

ここはいむるぶしのある小浜島は、日本で最もカイトサーフィンに適した島の1つで、日本全国から、カイトボーダーが集まってきます
なぜ集まってくるのか?
美しい風が吹くのです。
カイトに適した風が吹き、珊瑚砂のどこまで行っても足が付くの真っ白な遠浅のビーチがあります。初心者は3日で走れるようになり、中級者はトリックがすぐに上手くなる環境が整っているのです。

カイト1

風は季節により変わってきますが、概ね3つの季節に分かれます。
一番の良い風は「夏至南風(カーチバイ)」で、6月に吹く季節風です。
8~10m/sの南風が半月ぐらい吹き続けます。
真夏の太陽を浴びながら、乗るカイトは最高です!「ああ・・・、カイトをやってて本当によかった・・・」と思える風です。
この風の時は、はいむるぶしビーチで乗ります。上の写真がその時の写真です。

次の風は、12月~2月にかけて吹く北風です。
これも6~13m/sの北東風が日によって変わりながら吹きます。
一番安定して風が吹く季節で、1週間の内3~5日は乗る事ができます。
この季節に使うゲレンデは変わり、通称「やらますビーチ」と言われている場所で乗りますが、ここは小浜島でも1番のゲレンデで波がほとんど立たず、腰までの遠浅がどこまでも続きます。
やらます

北風と言っても本当に「寒い」と感じるのは1~2月だけで、後はシーガルでも乗れる日が続きます。
この北東の風が吹く季節は、島巡りの季節でもあります。
5島巡りが出来るのです。
まず小浜島から出発して竹富島のコンドイビーチに上陸します。
そこで暫く遊んでから、次は幻の島という珊瑚砂だけで出来ている島まで行って、島影のピカピカのフラットな海面を楽しみます。
次はカヤマ島と小浜島の間を通って西表島に向かいます。
ここはあまりカヤマ島に近づくと島の影に入るので、小浜島に近い所を通ります。
思い切ってカヤマ島の北を通って西表島に向かっても良いかも知れません。
西表島は由布島しか良い浜が無いので上陸は出来ませんが、西表島と小浜島の中間にあるヨナラ水道の北東入り口で5mはあろうかという、外洋のうねりに入って自分のビビり具合を確認します。
最後は下りながら小浜島に帰ってきますが、小浜島とカヤマ島の間もリーフで波が無くなり意外とフラットで、スピードを出して楽しめます。
島巡り


まだまだ説明したい事は山ほどありますが、今回はここまで。
次回にもっと奥深い楽しい内容をお伝えします!



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