島人(しまんちゅ)の休日の過ごし方… パヤオ釣り編

2011年7月17日

ハイサイ!

カンムリワシです。
本日は、私たち島人(しまんちゅ)の休日の過ごし方をご紹介します。

以前、顧客の方から『自然しか無い島で君達は日頃何をして楽しんでいるの…』と質問を受けたことがあります。
その時私は『八重山はアウトドア派の人にとっては天国。遊んでも遊びきれないフィールドが広がっています』と答え、日頃私たちが楽しんでいる遊びを幾つかご紹介しました。

『同僚と休みを合わせて、シーカヤックに乗って2泊3日のキャンプに行ったり、西表島の沢を登って滝を巡ったり、釣船をチャーターしてパヤオにマグロやカツオ、シーラ等の大物回遊魚を釣りに行ったりなど、八重山島々を思いっきり満喫しています。』

今回はパヤオ釣りについてご紹介します。

パヤオとは、水深数百メートル以上の沖合いにブイをアンカーで設置した浮漁礁(パヤオ)のことです。
ロープに付着した海藻類を捕食するために小魚が集まり、その小魚を狙って中型魚、さらに大型の回遊魚がパヤオの周りに集まってくる魚場です。

八重山諸島の南側と北側に十数箇所にパヤオが設置されていて、季節やその日の海の状況、最近の釣れているポイントを考えて、船長さんのお勧めのポイントに釣りに行きます。

いつも4~6名位でパヤオ釣りに行くのですが、少なくても1日で50匹以上、多いときにはコールマンの大型クーラーボックス(142L)で8ボックスを釣上げたことも…

その位パヤオには魚(キハダマグロ、カツオ、シーラ、ツンブリ等)がいるのです。

初めて行った女の子も30匹釣上げたり、釣堀状態の時も…。

釣り好きの方にはお勧めのパヤオ釣りです。


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遥か彼方に見える石垣島。

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大型の魚がヒットすると他の釣り人は糸を回収して絡まないようにします。あとは大型回遊魚とアングラー(釣り人)の一騎打ち!まさに魚にとっての死闘が始まります。

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30kg近いキハダマグロ。釣上げた時には腕が笑っていて、すぐに竿を振ることはできませんでした…。

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こちらの画像は小ぶりなカツオを釣上げて、生きたカツオを餌にし船を走らせてカジキ等の大物を狙うトローリング。皆で船の後方を注目!何時来るか分からない大物の影に思いを馳せます。

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釣上げたクロカワカジキ。1時間近い死闘の末にゲット!さすがに大きいです。

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時期によっては1メートル以上のシーラが何十本も釣れることも…。

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釣り人が190cm程あるため中型魚に見えますが、これも30kg近い大物のキハダマグロです。

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釣りの最中に遠くに目をやると、八重山諸島を一望できるほど沖合いで釣りを楽しむ私たちがいました。

最後に釣って来た魚は、小浜島の人たちに無料で配ったり、ホテルに持って行き、夕食ブッフェ等にお刺身や煮つけ等で振舞われています。
楽しみにしていてください。