ゆいまーる

2011年3月16日




    皆さん、こんにちは。   木曜日のそらです。


    
    今日は、琉球野菜の一つである『長命草』についてのお話です。




   長命草。。。


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   古くから万病に効く薬草として知られ、喘息や、高血圧、リウマチなどに効くとされています。


   独特のよい香りがし、毒消し効果もある長命草は、カロチン、ビタミンC、


   ビタミンEなどを多くふくんでいるところからもその名がつきました。



  はいむるぶしでは、自家農園で育てた長命草をレストランで出しているお造りなどの



  つまに使ったりしています。そのままで、もちろん食べることもでき、


  ヨモギに似た香りと味がします。

  

  八重山では、海岸の段壁や、珊瑚の石灰岩の岩場など厳しい自然条件の中で自生する、


   生命力に優れた植物です。


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   今日はそして、もう一つこの場をお借りして、お伝えしたいことがあります。

  先週金曜日、日本を揺るがす、大きな出来事が起こりました。


   「東日本大震災」。約一週間たった今も、復興のめどが立たない場所が多くあり、

   
  ご家族の元に帰れない方も多いと思います。想像をこえる津波と地震は

  いつか「東海大地震」が起こると言われている静岡生まれの私にとっては、


  人事ではありません。


   沖縄には古くから「ゆいまーる」という言葉があります。ゆいは、共にとか、協同という意味、

   まーるは、順番という意味があります。直訳すると、助け合いという意味があります。持ちつ、

  持たれつ、助け合って過ごしてきた、時代の言葉だそうです。

 少しでも、節電。。。

       募金。。。


  被害に遭われたたくさんの方のご冥福と、そして今なお安否がわからない方が、


  早くご家族のもとに帰られることを、この八重山の地で心から祈っています。