公民館主催「新年会・生年・成人合同祝賀会」が開催されました

2011年1月3日

今日で正月三日目、やっと太陽が拝めて本来の暖かさが戻りました。

昨日(2日)は公民館で新年会・生年・成人の合同祝賀会が催されました。
毎年恒例になってますが、新年会はお分かりと思いますが、
生年祝い(トゥシビー)は生まれ年、いわゆる干支歳のお祝です。
生まれ年が厄年といわれてきたものがお祝いに転化されたものです。
又、沖縄では年齢は数え歳で数えるのが一般的で、生年祝い歳は、
13歳・25歳・37歳・49歳・61歳・73歳・85歳・97歳・・・です。
ご存知のカジマヤーも実は97歳の生年祝いのひとつです。

成人のお祝いは、年末年始に新成人が里帰りしている、
ということで2日に合同で行うようになりました。

さぁ、13時過ぎに入川公民館長の祝辞で祝賀会が始まりました。







公民館はすでに満席です。
舞台に向かって右側が男性席で年長者順に席があります。
左側に生年祝い、成人の順に並び、女性は舞台から後方の席です。
誰が?ということもなく年功序列、男性優先ってのが決まりです。

座開きは公民館三役による「鷲の鳥節(ばすぃぬとるぃぶしぃ)」。

八重山を代表する祝儀歌・踊りです。
おめでたい席では必ずといっていいほど歌い踊られます。

若鷲の輝かしい誕生と健やかな成長を願う、
親の気持ちが込められた雄大な曲です。
ここで唄われている鷲は勿論、カンムリワシ。

石垣島出身のボクシングの元世界チャンピオンである
具志堅用高のトレードマークとして「カンムリワシ」は
つとに有名でした。
現役時代から『自分はカンムリワシになる!』といい、
まさに世界へ羽ばたいていったのでした。

カンムリワシは八重山の人々にとって「夢と希望の象徴」であり、
「鷲の鳥節」を唄うことで、気持ちを新たにしているのです。

次に、85歳のお祝いが竹富町から贈呈されました。
今年は4名の方が授与されました。

  皆さん、はいむるぶしオープン前からお世話になっている方々。
  お年の割には大変元気な方々ばかりです。

  改めて「おめでとうございます」の言葉を贈らせていただきます。
  それにしても若く、元気ですねぇ。
 



お祝いに花を添えて小浜の綺麗どころ「婦人会」の踊りもご披露。





いつも思うのですが、誰が衣装を選ぶのでしょうかねぇ?
髪飾りも決まってます。
確かに綺麗ではあります。

次に青年部も踊りを披露。

はいむるぶしのスタッフも頑張って踊りました。
受付や裏方やなにやらでホントにご苦労さまでした。




続いて、還暦チームも頑張りました。


事前の打ち合せも練習もなく、まさにぶっつけ本番。
曲は「マドロス港」。
振り付けなんて誰が考えるんでしょうか?

大人の学芸会って雰囲気ですが、
無理やり踊らされました。
時折間違って失笑を買いましたが・・・

こういう踊りを沖縄では「日舞」って表現するの、知ってました?





次に成人を迎えられた12人に竹富町から記念品の贈呈。






あと、八重山観光フェリーから石垣=小浜間の乗船券も。
勿論、はいむるぶしからも記念品が手渡されました。

この後の祝辞が少々長かったです・・・
まぁ、とてもいい話をされているのですけど。

その後も舞台では次々と歌や踊りがご披露され、
祝賀会は17時頃に無事、終了しました。

が、ここで終わらないのが小浜の良いところ?です。

新成人達も生年祝いの方々も次々にご挨拶周り。
はいむるぶしから今年は成人はいませんでしたが、
生年祝いがいたんです。

いつもお世話になっている通事さんちで一緒にご馳走になりました。






通事さん、ホントに夜遅くまでご馳走さまでした。

このように小浜の正月は深夜までお祝ムードいっぱい。
そして、しこたま飲んで、飲まされて・・・
皆さん、どうもお疲れさまでした。

お互い飲み過ぎ、食べ過ぎには注意しましょう。