2010年11月21日
ハイサイ!日曜日の男、勝太郎です。 前回、小浜島は東京から2,000km離れていると書きましたが、それはもちろん海を越えての事です。 大阪、東京に住んでいると、「遠くに行くには新幹線」「ロングドライブで九州まで」というように、鉄道や車を使っての移動がメインになります。 しかし、離島に住んでいると、飛行機が遠くへ行く時の普通の乗り物になるのです。 勝太郎もそういう事情で、遠くへ行くために色んな空港に降りた事があるのですが、やはり凄いのが石垣空港。 たぶんB3クラスの旅客機が降りる、日本で一番短い滑走路の空港なのでは。 なんせ滑走路が1,500mしかないので、離陸する時は激しい加速とともに、いきなり急角度で上昇していきます。 そして、着陸する時もスリル満点で、300km/h近くのスピードで車輪が滑走路に接地したかと思うと、5~6秒後には減速終了とういう離れ業をやってのけます。 行儀が悪いのですが、勝太郎はいつも着陸する時は、前のイスの下の方に足を踏ん張りこの急ブレーキに耐えるのです。 すると、乗り慣れてない人の悲鳴と共に、後ろの方から読みかけの雑誌や、ちょっとした物が通路を前方にすっ飛んで行きます。 勝太郎は飛行機に乗っていてもシートベルトの必要性はあまり感じないんですが、ここ石垣空港に関しては「必要です!」と言い切れます。 操縦にもテクニックが必要なのか、機長への昇格試験は石垣空港で行われていたという話もあります。 キュキュッ!グォ―――ッ!「キャーッ!ヒィ―ッ!」 勝太郎は、この急減速が無いと八重山に帰って来た気がしないのです。