イカ釣り日誌3(感動の対面!)

2010年11月25日

皆さん、こんにちは!木曜ブログ担当のDすけです。


先週、先々週と惨敗続きだったこのブログに、ようやく明るいご報告を


載せることができそうです。


 


時は22日の大潮の日。


場所は、はいむるぶしのゲートから出てすぐ左側の海岸。





満潮時を狙っていざ出発!


天気は曇り空だったけれど、この好条件の中、ボウズだけは許されない。


イカ刺しのことは考えない!


邪念は引っ込んでな!


 


大潮の日だからか、島の方も多い。


みんな黙々とイカ釣りに励む。


聞こえてくるのは、風の音と竿を振る音、そして牛の叫び声。


のどかな時間が過ぎていく。


夕日が釣り人の顔を照らしだす、まるで映画のワンシーンのように。


イカ刺しのことは考えない!


邪念は引っ込んでな!


 


と、そのとき、竿にちょっと反応がある。


久しぶりの手ごたえに思わずビクっとするが、海草を引っ掛けたようだった。


 


いや違う!夕日にきらめく海で良く見えないけれど、何か動いてる気がする。


全然、手ごたえはないけど・・・。


ゆっくりと引き寄せてみると、かわいらしいイカの子供がしっかりとエギを摑んでいた。


 












ありがとう、本当にありがとう!今夜は、イカ刺しだ!!


その後、イカが釣れることはなかった。


23日の朝、ふと目が覚めた。


休日の朝、早起きするのは珍しい。


昨夜は呑んでいたのになぜだろう?


イカが僕を呼んでいる?


間違いない!


ぼくは、部屋を飛び出した、イカに逢うために。


だけど、寒かったので上着を取りに帰った。


 


早朝、満潮ではあるが、あまり潮は満ちてこない。


島の方も来ていない。


一人黙々とイカにアプローチをかけるが、イカは答えない。


僕の勘違いだった。


 


この日も休日、勝負は夜!
だから、昼はビールでプシュっとやる。


また、最近覚えた麻雀がやたらと面白い。


ポン、ロン、ツモォォ。


本当に面白い。


 


日が暮れてきた。満潮時間が近い。


勝負のとき!


イカ刺しは忘れてイカのことを考える。


満潮時間が遅い為、真っ暗だった。


満月が出てきて、やっとエギが見える程度。


全く見えない海に向かって、竿を振り続ける。


時間だけが過ぎていく。


後から来た、先輩スタッフがバイクで海を照らしてくれた。


 


サービスタイム開始!


俄然やる気になった。


必死に竿を振る。


すぐに疲れてきて、まったりと竿を振る。


 


すると、おっ、おっ、おっ?


うわっ、引いてる!引いてる!


イカが海面でプシュッ、プシュッと暴れている!


なんとか引き寄せてくることができた。


イカの足が切れないよう、慎重に岸に上げる。


おおぉっ!いいサイズだ。すごくおいしそう!


イカさん、本当にありがとう!大事にいただきます!!


 


 


 


 その日は、イカ刺しとイカの巻き寿司でいただきました。


イカ墨醤油で、みんな口を真っ黒にしながら食べました。


 


ビール、麻雀、イカ釣り、宴会・・・


最高の休日、最高の贅沢でした。


 


3週に渡るイカ釣り日誌でしたが、ようやくハッピーエンドを迎えることができました。


ここまで、長々と読んで下さった方々、本当にありがとうございました。


 


あとは、金福さんよろしくお願いします。