あぶら=愛情。

2012年8月21日

こんにちは。「砂糖愛」アラキングです。
なんかはいむるぶしブログレベルアップしてません???

タケさんの写真しかり波平さんの小浜紹介しかり、写真に絵を書いたり
皆さんの見て、本当に客観的に楽しんでます。

僕のは文章ばかり・・・・・目新しさも薄い・・・・・
これはなんともしなくてはいけませんね・・・・・

でも今日はとっても珍しいものを紹介させていただきます!!!
皆さんおそらく見たことも聞いたこともないと思いますよ。
恐らくこの存在を知っているのも、僕を含め数人じゃないでしょうか・・・・・

これです!!!










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ワオ!斬新!!


どうですか?何て書いてあるかわかります!!?
これは「さーたーあんだぎー」と呼んで字の区切りは
「さーたー」で一回くぎり「あんだぎー」と続きますよ!!
(ぶたないで・・・・・)

「さーたー」 「あん」 「だぎー」ではないですよ!!!!
「あん」は入っていません。

(もう少しで袋叩きにあいそうですね・・・・こらえて下さい・・・・・)

これの意味分かりますか????
これは意外と知らない人いるかもしれませんね。

「さーたー」は砂糖で「あんだぎー」は揚げ物、天ぷらです。

沖縄では「アブラ」のことを「あんだー」といいます。
「てぃあんだー」といえば手アブラのことで、愛情を込めて作ったものが
なぜすばらしいかはその人の手のアブラまで一緒に含まれているからなのです。

この感覚は非常に僕好みです。

他にも「あんだみそ」はあぶらみその意味ですし、海がとても凪いでいることを
「あんだーぷーかー」といいます。これは海に波がないと光の反射が鏡みたいになって
アブラがぷかぷか浮いているように見えるからです。

ちなみに元ヤクルトスワローズの高津投手の「あんだースロー」は沖縄で直訳すると
アブラを投げるになりますもちろんボーク(反則)です


しかし高津投手は素晴らしかったですね。九回の裏あたりで
いつも出てくるんですよ。まさに守護神!
ストレートと織り交ぜながらの
チェンジアップ気味に決まるあのシンカーの落差!!!
しかも三段階のスピードがあるんですよっ!!!シンカーだけで!!!
メジャー後も!!!!・・・・(誰かとめて・・・・・・)

すみません話が高津選手のシンカー並みにそれました・・・・・
(しかも高津はアンダースローではなく正確にはサイドスローです)

さてさて話を戻します

さーたーあんだぎーは砂糖を大量に使うために昔は超高価で
普通に買えるようになったのは何年まえかご存知ですか?
1972年の復帰後の事となります。

ちなみにハワイでも”Andagi please.”というと さーたーあんだぎーが買えちゃいますこれは沖縄の移民がとても多かったためといわれてます。(本当です)

このさーたーあんだぎーはホテルで普通に売ってますが、
僕も店長も他のスタッフもバテたらバックヤードで
これとコーヒーを飲んで張り込み中の刑事張りにがんばるというのが風習になりつつあります。(

無骨ですが憎めない、飽きそうでまた欲しくなる、お洒落さは無い素朴そのもの
、でも皆に愛されている・・・・・
まさに作り手の「てぃあんだー」(愛情)がたっぷり含まれているからかもしれませんね。
なんかとっても素敵な言葉に思えてきました。「あんだー・・・・」

沖縄では素朴でまだまだ無骨なものが沢山あふれている気がします。
そこには誰かの「あんだ」が混じっているかもしれません。
小浜島にはもっと特有のそれが有りそうです。

おかげさまで、はいむるぶしもJTBやじゃらんなどのページで
かなりの高得点をいただいております。
これははいむるぶしに沢山「あんだー」があるからじゃないでしょうか。
「はいむるぶしあんだー」ですね♪

「はいむるぶしあんだー」であぶらまみれになりにぜひ小浜島にいらしてください。


高津並みの「あぶら投げ」をスタッフ一同振りかぶって
お待ち申し上げております♪

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あんだーが待ってます。