2012年5月30日
こんにちは!酒って文字は「さんずい」に酉年の「酉」って書くんだなぁ、
酉年アラキングです!!!
鳥はフラフラ歩くからでしょうか??もしくは三歩歩いたら忘れてしまうほどの
脆弱な脳を持っていると言われているからでしょうか?
不思議です・・・・・・・
話しは突然変わりまして。
光栄なことにはいむるぶしスタッフ手作り泡盛がとても好評で
割とすぐ売切れてしまいます。
今回も、じわりじわりと売れていき、とうとう完売御礼になったので
またまたまた泡盛を作りに行ってきました。
アラキングはもう過去に二回泡盛作りをしているので
今回で、三回目です!
また女将さんのご指導のもと、作業が粛々と進められていきます。
この女将さん、ずっと前のブログでも軽く紹介させていただきましたが
愛情たっぷりの女将さんです。愛情に溢れているが故に叱咤もしっかりするので
怖いときがたまにあります。
しかし前も言いましたが、真実の愛の裏側には必ず厳しさがあるものだと
僕は気づいています。
ですので随所に愛を感じれるこの女将さんは僕が石垣で一番尊敬している人かもしれません。
もともと、この古式手作り泡盛は女将さんが、昔ながらの手作り泡盛を復活させたいと
願い、日本一小さ酒造所を請福酒造内に立ち上げたのが始まりです。
機械に頼ることなく、経験と、勘と愛情だけで作る泡盛。
世の中のありとあらゆることが人力から離れ機械化してしまい
それが当たり前の現代に一石を投じる至極の一品ではないかと思います。
科学ではわからない、人の温もりがその泡盛に閉じ込められ、伝統の元に
先人たちの知恵の結晶を受け継ぎ完成した手作り泡盛・・・・・
美味しくないはずがありません。
繰り返しますがアラキングは今回で三回目の泡盛作りです!
大体の流れ、作業は頭の中に入っています。
楽勝、とまでは言いませんが、次はこうだからこう動こうと頭で整理して作業が
進められます。
結果から言ってしまうと、今回の泡盛はいつもに増して大成功でした!
同じ量の原料、同じ行程なのに、出来上がりの量が今回は何故かとても多く、
女将さんも、「こういう不思議なことがあるから、手作業は止められないんだよ」
と仰っていました。とても嬉しそうだったので僕もとても嬉しかったです。
やはり、アラキングが慣れてきたために、作業効率が良くなり、無駄が減ったからかな?
なんてニヤニヤしていました。それとも僕の愛情のおかげかも??な~んて・・・・・
しかし今回の酒作りで、一点だけ、ただの一点だけ、明確に違うところがあります。
それはいつもなら、愛情たっぷりの女将さんに結構叱られながら作業を進めていくのですが、
そこは、さすがベテランの域に達したアラキング。
なんと今回は、いつもの2倍は怒られながら作業しました。
夜の三時に相方と大人二人で女将さんに叱られているときなんて、正直、
誰かに涙の止め方を教えて欲しかったです。
(相方は、横であしたのジョーみたいに灰になってました。)
ここからの文章は卒業式風に読んでください
(例:美味しい給食作ってくれた、給食のおばちゃん。)
かまどの奥の燃え盛るマキをつかもうとして手袋もやした、アラキング。
汗がでて、着替えた服も汗臭い、、、、、アラキング。
指示とは全然違うことやって夜中三時に泣いてた、アラキング。
じゃんけん負けて、皆の夕飯、買いに行った、アラキング。
その後で、じゃんけん負けて、皆の昼飯、買いに行った、アラキング。
こんな紆余曲折しながら、仲間と真剣に、時には笑い、時には怒られ
作った泡盛が、今度はいむるぶしhotel shop に並びます。
もちろん、はいむるぶしのバーやレストランでも飲めます。
もうちょっとしたら多分、請福酒造さんから届きますので、皆さん買ってください!!
僕の汗も、涙も、相方の灰も入ってます!
(その分ミネラルたっぷりです)
汗と涙と男とはいむるぶし
豪華景品が当たるフォトコンテスト!(本当)