2013年10月8日
こんにちはShunです!
小浜島でよく見られるカエルは以前に紹介したサキシマヌマガエルともう一種類います。
ヒメアマガエルも私が初めて学んだ時は、インドやネパール、スリランカなどに生息するカエルと同一種とされていましたが、7-8年前に別種とされました。
つまり、沖縄でしか見られません!
ヒメアマガエル
見やすさ:★★★☆☆ (声だけだったら★5つ)
大きさは成長して大きくとも3cmほどと小さめです。
日本で見られるカエルでも、最も最小の種類です。
というか、アマガエル、という名前がついていますが、皆様が想像するアマガエル↓
とは、全く関係ありません。猫と犬ぐらいには違います。
カエルの仲間は色がよく変わりますが…
よくよく見れば、ヒメアマガエルの方が、「小顔ぽっちゃり系」です!
春の2月から7月頃まで産卵のシーズンを迎えますが、ほぼ一年中活動しています。
ただ、姿はなかなか見つけにくいです。
産卵はもちろん水たまりで。
水たまりがあれば所かまわず産卵するので、「そこ、干上がるよ!?」っていうところでも卵を産んでしまいます。
メスが下、オスが上になり、卵を産みます。
卵を産む時に、力むわけですが…
顔を水の中につけて、全力です!
やはり、女は凄い!!
オスはメスにつられて自分の顔も水ぽちゃですが…。
ゴマみたいなのが、ヒメアマガエルの卵です。
別の角度から。
今年の産卵シーズンは終わってしまいましたが、早ければ12月には産卵し始めるので、水たまりや側溝を探してみて下さい。
背中に線が入っている大きめのカエルであればサキシマヌマガエル、3cmくらいの小顔ぽっちゃり系のカエルだったらヒメアマガエルです。
来週はタケさんの「今週の○枚」です。来週もお楽しみに!
それではまた再来週!
おまけ
カエルはほかの動物たちの“食”を支える生き物です。
なので、産卵中に他の生き物(今回は年初に紹介したサキシママダラ(毒蛇ではありません))に狙われることも…(以下、ヘビが出ますので心してご覧ください)
あぶなーーーい!
にげてーーー!
わたくし、こういう場面は自然の摂理に任せますので、あとは皆様のご想像にお任せします♪
それでは!