

沖縄で代表的な夏野菜といえば苦瓜(にがうり)。沖縄の方言でゴーヤーまたはツルレイシといい、インドを中心とした熱帯アジアおよびアフリカが原産と考えられています。
中国を経て沖縄に入って来たと考えられていますが、その時期や沖縄でいつ頃から食べられるようになったかは不明です。戦後のアメリカ占領時代に甚大な害虫被害をうけながらも、地元農家や農林省の努力の甲斐あって今や全国で栽培されています。
古くから親しまれている食材として、沖縄の食文化にゴーヤーは不可欠な存在になっています。
2008.10.01
他の野菜に比べて2~5倍ものビタミンCを含んでおり、普通の野菜だと加熱すると減ってしまうビタミンCが火を通してもほとんど壊れないないのが特徴で疲労回復や夏バテ防止の効果があります。
その他にも豊富なビタミンやミネラルが含まれ、さまざまな有効成分が発見・研究されています。
ゴーヤーはその独特の苦味が特徴ですが、果皮に含まれるモモルデシンやチャランチンといった苦味成分が、血糖降下作用・食欲増進・高血圧抑制作用などの働きがあることがわかってきています。

ゴーヤーに含まれる主な栄養成分
(100g中) 五訂日本食品標準成分表より
| 成分名 | 成分量 |
|---|---|
| 食物繊維(水溶性) | 2.6 g |
| ビタミンE | 0.9 mg |
| 葉酸 | 72μg |
| カリウム | 260 mg |
| カルシウム | 14 mg |
| ビタミンC | 76 mg |
| ビタミンK | 41μg |
| カロテン | 210 mg |
ゴーヤーは緑色が鮮やかで表面のゴツゴツした突起が硬くはりがあるものが新鮮です。新鮮であるほど栄養価は高くなりますが、苦味も強くなります。水気と乾燥が大敵です。水気をキチンと取ってビニール袋などに入れて冷蔵で保存しましょう。
中綿と種を取り除いておくと緑色も鮮やかにビタミンCも保てて保存できます。
・ゴーヤーの中綿(白い部分)が最も苦味の強い部分になりますので、スプーン等を使って中綿をしっかりと取り除くとよいです。
・水にさらしたり、サッと湯通しすると苦味が和らぎます。
・加熱すると苦味が和らぎますが、特に炒める際に油をよく吸収させると良いそうです。