結願祭とはその年の豊作を感謝し、翌年の五穀豊穣、無病息災を願う1年の総まとめ的な祭りである。小浜島の結願祭は「節」と「結願」の元々2つの行事が明治初期頃1つになったといわれる。
この結願祭は07年3月、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

2010年10月17日、小浜島 嘉保根御獄(かほねうたき)にて結願祭(きつがんさい)が行われた。
前日のスクミ(リハーサル)から始まり、2日目をショウニツ(正月)と呼び、棒ニンジュ・ミルク福禄寿のファーマーを揃え、仲道から嘉保根御嶽に集結し、御嶽前の庭で、北集落(北村)と南集落(南村)が交互に数多くの芸能を奉納された。日頃、御獄は島の神聖な場所とされているため、むやみに立ち寄ることは出来ないが、当日は1年に1度の祭りとあって、多くの人が舞台を囲んだ。
午前9時過ぎ、北村がミルクを 列で御嶽前の庭を一回りする「ザーマワリ」庭の芸能から始まり、南村の福禄寿を先頭にした行列による「ザーマワリ」が続いた。その後は南北、迫力ある「棒」を奉納し、見守る人たちからは拍手が沸いた。
続いて行われた舞台の奉納芸能では五穀豊穣を願う様子が描かれた舞や狂言、多彩な芸能を奉納した。中でも子供たちが活躍する、「猫ゆんた」は、続いて行われた舞台の奉納芸能では五穀豊穣を願う様子が描かれた舞や狂言、多彩な芸能を奉納した。中でも子供たちが活躍する、「猫ゆんた」は、演じられ、黒い面をかぶった4人が手にした棒を打ち合ったり、互いを指差し合ったりする独特のしぐさを見せた。
30近い演目を見守り、翌年の豊作と無病息災を祈願しながらも、一方で形のないものを後世に継承していく難しさや大変さ、この祭りを通して、島の人々の島に対する思いがひとつになっているのだと改めて感じさせられた。

【獅子:勇壮な動きは本物の獅子の様】

【左:ミルク 右:福禄寿 】

【南の棒:力強さを感じる演技に視線が集まる】

【小浜島独自の芸能 ダートューダー】

























